近畿経済産業局が主催し、近畿管内の XRコンテンツ制作企業のうち優れた技術と実績を有する中堅・中小企業28社について、各社の強み、得意分野、実績、作品事例等を掲載した「近畿 XR コンテンツ制作企業集」について、STYLYプロデューサーの浅見和彦が審査員を務めました。
詳細は公式サイトを参照ください。
https://www.kansai.meti.go.jp/3-2sashitsu/vr/kigyousyu.html
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近畿 XRコンテンツ制作企業集について
2025 年に開催される大阪・関西万博に向け、XRを始めとするバーチャルコンテンツ制作の需要がさらに高まると予想されます。
今後、当局は、関係機関と連携し、掲載企業と万博出展者等発注者とのマッチング支援を実施することで、掲載企業の受注拡大を目指します。
1.これまでの取組
近畿経済産業局では、近年急速に発展している XR 市場(※2)に対し、近畿管内の XR コンテ ンツ制作企業の進出を促すための取組を行っています。昨年度は XR に焦点を当 てた関西発のポータルサイト「関西 XR ポータルサイト」を開設し、自治体・支援機 関とのネットワークを構築しつつ情報発信を行ってきました。また、今年3月には未 来感のあるXR技術を体験できる「2025年大阪・関西万博&拡張万博 未来体感フ ォーラム」を開催しました。
(※2)日本の XR 市場
2022 年 1,377 億円→2027 年 2 兆 59 億円(予測) (矢野経済研究所「メタバースの国内市場動向調査(2023 年 8 月)」)
2.「近畿 XR コンテンツ制作企業集」の発行
大阪・関西万博では、オンライン空間上に夢洲会場を 3DCG で再現したバーチャル 会場「バーチャル万博」が構築され、XR 技術を活用した取組が予定されています。
また、万博会場(リアル空間)や、関西全域を万博会場と見なす「拡張万博」におい ても、XR 技術の活用が見込まれており、XR コンテンツ制作企業にとって、万博に 参画できる絶好のチャンスとなっています。
そこで、当局では、今年度、近畿管内の XR コンテンツ制作企業の万博への参画機 会拡大を目指して、「近畿 XR コンテンツ制作企業集」を作成しました。作成に当た っては、2023 年 10 月 4 日~11 月 6 日に掲載企業の募集を行い、応募した近畿地 域に本社または開発拠点を有する中堅・中小企業の中から、審査委員会で28社 を選定いただきました。
本企業集では、発注企業が XR コンテンツ制作企業を探しやすいよう、掲載企業が 制作するコンテンツの種類や得意領域・対象業種を一覧表にまとめました。
また、各社の紹介ページでは、主な事業・コンテンツ、強みや特徴だけでなく、XR コ ンテンツ制作実績や XR 制作スタッフの体制も載せました。当該企業が制作した XR コンテンツを確認できるよう、可能な限り、制作コンテンツの掲載ページにリンクを 張っています。
XRコンテンツ制作企業の、このような詳細情報を載せた企業集の発行は、行政初の取組です。
○掲載企業の審査項目
・XR コンテンツ制作に関する知識や技術、企画運営等の強みを有しているか。
・これまでに XR 関連コンテンツの制作・販売の実績があるか。
・顧客ニーズに柔軟に対応できる体制が整備されているか。
○審査委員
・中村 彰憲 氏(立命館大学 映像学部 教授)
・久保田 瞬 氏(株式会社Mogura 代表取締役社長)
・浅見 和彦 氏(株式会社PsychicVRLab プロデューサー)
3.今後の展開
今年度中に、掲載企業をはじめとする近畿管内の XR コンテンツ制作企業と、万博 出展の関係者、XR の活用を希望する企業、自治体等とのマッチングイベントを開 催する予定です。
浅見和彦について
主催: