【Blender2.8入門】モデリングを始める④ テクスチャの貼り方

はじめに

本記事では、モデリングをしたことがない人向けにBlenderの使い方と簡単なモデル作り、STYLYへアップロードするまでの一連の流れを紹介します。  

前回の記事では

前回の記事では、モデリングの基本のやり方やBlenderの基本操作について書きました。

前回の記事はこちら↓

その際にマテリアルでモデルに色を付ける方法をご説明しました。  

今回の記事でやること

しかし、マテリアルで色を変えるだけだと模様をつけたい時などに困ります。 そんなときに便利なのがテクスチャです。 今回はテクスチャの貼り方について書いていきます。 完成例は以下の通りです。

完成モデル

完成モデル

  基本のキューブにテクスチャを貼って、やり方を覚えましょう。

作り方

UV展開のやり方

テクスチャをモデルに貼るためには、モデルを展開して平面にしてあげる必要があります。 展開図に絵をかいて、モデルに貼り付ける、というイメージです。 このことを「UV展開」と呼びます。  

キューブを出したら、編集モードにして、辺選択モードにします。表示はWireframeに切り替えると作業しやすいです。

まずは辺に切り込みを入れる作業です。展開図を想像しながら、切り込みを入れたい辺を選択してください。

切れ目をいれたい辺を選択

切れ目をいれたい辺を選択

  辺を選択出来たら、[Ctrl]+[E]キーを押してMark Seam(シームを付ける)を選択します。(Mark Sharp(シャープをつける)と似てるので注意) すると、先ほど選んだ辺が赤くなりました。

シームが付いた状態

シームが付いた状態

一度Mark Seamを行った後でも、追加で切り込みを入れたい辺を選択してまたMark Seamをすれば追加できます。切れ込みを入れたら、[A]キーでメッシュを全選択、[U]キー→Unwrap(展開)を選択します。 一見何も起こらないですが、左上の赤枠のボタンから、UV Editorに切り替えると、 展開図が表示されます。

UV Editor

UV Editor


展開図

展開図

この展開図は、描きやすいように形を変えたり移動できたりします。 今回はただの立方体なのでこのまま続けます。  

なお、以下のように3D ViewportとUV Editorで画面を2分割すると作業しやすいです。

画面を2分割して作業

画面を2分割して作業

展開図に絵をかいて反映させる

この展開図を画像保存しましょう。上のメニューのUV→「Export UV Layout(UV配置をエクスポート)」を選んで、好きな場所に保存します。pngで書き出されます。

Export UV Layout

Export UV Layout

画像を保存したら、そのファイルをIllustratorやPhotoshopなどで編集します。 

テクスチャを描く

テクスチャを描く

上図のような状態で書き出すとモデルに貼り付けたときにUV展開図の線も見えてしまうので、そのレイヤーは見えない状態でjpg/pngで書き出してください。(のちにSTYLYにモデルを上げるときに、obj形式でアップロードしたい場合はjpgである必要があります。基本的にはpngでも大丈夫です。)

Blenderに戻ります。まずマテリアルをつけます。マテリアルの付け方は前回の記事をご参照ください。 マテリアルを付けたら、Cubeの頂点を全選択した状態でUV Editorの上のバーから「Image」→「Open」を選びます。

 

 先ほど描いた画像を選びます。

先ほど描いた画像が開いた

先ほど描いた画像が開いた

この時点では左側のCubeにテクスチャは反映されていません。反映させるためには、マテリアルタブにある「Base Color」の項目の○ボタンをクリックし、「Image Texture」を選択します。

  

すると、テクスチャを選択するボタンが現れるので、「+ New」の左にあるボタンから先ほどのファイルを選択します。

3D Viewportの表示をRenderedかMaterial Previewに切り替えると、テクスチャが反映されていることがわかります。

[Z]キーでRenderedに切り替え

[Z]キーでRenderedに切り替え


テクスチャが反映された

テクスチャが反映された

 

万が一うまく貼れない場合は、Base Colorの他の項目が下の通りになっているか確認しましょう。

これで完了です。別のソフトで絵を修正した場合、画像を上書き保存して「Reload」するだけで最新の状態になります。

画像のReload

画像のReload

これでテクスチャの基本的な貼り方は理解できたでしょうか。今回は以上になります。

今回は簡単なキューブで練習しましたが、複雑な形になってくると展開がむずかしくなります。人型モデルの場合は、顔と体と手と…とシームを付けるときにパーツごとにわけてみたりするとやりやすくなります。 UV展開は難しいですが、モデリングするとほぼ必ず使うので慣れが必要です。色々なものをモデリングしてどんどんUV展開の練習をしましょう。

STYLYにアップロードする方法

モデルを書き出す

それではモデルを書き出してSTYLYに入れましょう! 出来上がったキューブを選択した状態で、 上メニューの「File」→「Export」→「glTF 2.0(.glb/.gltf)」を選択します。

モデルをエクスポート

モデルをエクスポート

 

STYLYにアップロードする

3DモデルをSTYLYにアップロードしてみましょう。

STYLYアカウントを作成する

アカウント作成方法

STYLYにアップロードする方法

UnityからSTYLYにアップロードする方法

 

アップロード完了

アップロード完了

こちらの空間は以下のURLから見ることができます。

次回記事はこちら

今回出てきた用語とショートカット

用語

  • UV展開:テクスチャを付けるためにオブジェクトを展開すること、また、したもの。
  • UV Editor:UV展開したあとの展開図を見る画面のこと。  

ショートカット

  • [Ctrl]+[E]→「Mark Seam(シームを付ける)」:展開するための切り込みを入れる
  • [A]:全選択
  • [U]→「Unwrap(展開)」:シームを付けた後に、実際に展開する

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