【Blender無料アドオン】ANT Landscapeで風景や惑星を簡単に作成する方法

今記事では、ANT Landscapeという無料アドオンを使用し風景や惑星などを作成する方法を紹介します。

ANT Landscape

ANT Landscape

ANT Landscapeアドオンとは?

Blenderに内蔵されているアドオンです。
そのため外部サイトなどでダウンロードする必要はなく、簡単に始められます。

操作方法もパラメーターを変更するだけなので、短時間で様々な形を試せます。

2.81以降のバージョンのBlenderで使用可能です。

ANT Landscapeアドオンを使う前に

まず、アドオンを使用するためPreferencesを開いて設定変更します。
Blenderのメニュー左上のアイコンからPreferencesをクリックしてください。

Preferences

Preferences

Add-onsの項目をクリックしたら、右上の検索欄に「A.N.T」と入力します。
するとアドオンが表示されます。

Add-ons

Add-ons

名前の横のチェックボックスにチェックを入れ、準備完了です。

チェックを入れる

チェックを入れる

ANT Landscapeアドオンを使用してみる

再度画面左上の歯車アイコンをクリックして3D Viewportへ戻り、[Shift]+[A]をクリックしAddメニューを開いてみましょう。

すると一番下にLandscapeというメニューが表示されていて、クリックすると山型のモデルが追加されます。

Landscape

Landscape

さらに画面左下のメニューをクリックすると詳細設定でモデルを変更できます。

山型のモデルが追加された

山型のモデルが追加された


Menu

Menu

詳細メニューの一番上をクリックすると形状一覧が表示されます。
まずはこの中から、使用したい形状に一番近いものを選択しましょう。

形状一覧

形状一覧


形状一部

形状一部

モデルの詳細設定をする

それ以降の詳細設定項目は形状によって多少異なるので、今記事ではデフォルトモデルの詳細設定を例に紹介します。

default (Main Settings / Noise Settings)

default (Main Settings / Noise Settings)

Main Settings

カーソルの位置にモデルを合わせる
モデルの表面をなめらかにする
面を三角形にする
モデルを平面ではなくスフィア(球体)にする
名称を変更する
事前に用意したマテリアルを選択する
細分化する(X軸/Y軸)
面のサイズ(X軸/Y軸)

Noise Settings

ノイズタイプ
ベースとなるノイズアルゴリズム
ランダムシード
オフセットとサイズ(X軸/Y軸)
ノイズサイズ
深さ
次元
空隙性
オフセット
エフェクトタイプ(岩、波、月など表面にエフェクトを追加する)

 

default (Displace Settings / Water plane)

default (Displace Settings / Water plane)

Displace Settings

高さ
オフセット
最大値
最小値
減衰の方向軸
辺のレベル
減衰(X軸/Y軸)
地層

Water plane

この設定をオンにすると、水面を追加できます。

マテリアルを設定する
水面のレベル(高さ)

設定を一覧に保存する・一覧から削除する

全ての設定を終え、一番上の項目横にある+をクリックし名称を入力→OKで確定すると、Landscapeの形状一覧に追加できます。

+をクリック

+をクリック


名称を入力

名称を入力


一覧に追加された

一覧に追加された

一覧から削除したい場合は、削除したい形状を選択してからーをクリックします。

ーをクリック

ーをクリック

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