【Blender2.8入門】柔らかい形状をモデリングする

この記事ではBlenderのプロポーショナル編集という機能を使って頂点を動かしながら、柔らかい形状をモデリングする流れをご説明します。

プロポーショナル編集とは?

通常Blenderで頂点を移動すると、以下のように、1つの頂点だけが単独で移動します。

通常の頂点移動

通常の頂点移動

一方、「プロポーショナル編集」という機能を利用すると、以下のように、選択した頂点を中心に周りの頂点も少しずつ巻き込みながら滑らかに移動させることができます。

プロポーショナル編集を利用した頂点移動

プロポーショナル編集を利用した頂点移動

今回はこの機能を利用して、モンスターのようなゆるキャラを作っていきます。

完成イメージ

完成イメージ

Blenderでのモデリング手順

からだを作る

Oキーをクリックしてプロポーショナル編集をオンにします。画面上部のアイコンが以下のようになっていればオンになっています。

(このアイコンをクリックすることでも、オンオフの切り替えができます)

プロポーショナル編集の切り替え

プロポーショナル編集の切り替え

球の一番下の頂点を選択後、Gキー→YキーでY軸方向(上)へ移動させます。

底を押し上げる

底を押し上げる

この時、選択した頂点を中心に円が表示されますが、これは移動の際の影響範囲を表します。この円の大きさはGキーを押したあと、マウスホイール(Macの場合はトラックパッドを2本指)で変えることができます。

同様に、頭に当たる上部も動かしていきます。

頭をつくる

頭をつくる

この時「どの頂点を」「どのくらいの影響範囲で」動かせばいいのかは慣れが大きいので、いろんな頂点を動かして試してみましょう。

続いて、右側のモディファイアタブから「サブディビジョンサーフェス」モディファイアを追加して表面を滑らかにします。

モディファイアの追加

モディファイアの追加


滑らかになった

滑らかになった

続いて、手をつくっていきます。

編集モードの状態で3Dビュー左上から、面選択モードに変更します。

面選択モード

面選択モード

手にしたい部分の面を選択して、Eキーで押し出しをします。Gキーで手の向く方向を調整します。

手の押し出し

手の押し出し

同じように、反対側も押し出します。

反対側も押し出し

反対側も押し出し

目を作る

オブジェクトモードに切り替えた状態で、Shift+Aキーを押しメッシュ>円柱を追加します。

円柱を追加

円柱を追加

円柱を縮小、移動、回転し以下の図のようにします。このとき、円柱は必ずからだの表面を貫通している必要があります。

円柱を配置

円柱を配置

からだのオブジェクトを選択し、モディファイアタブから「ブーリアン」を追加します。ブーリアンは、オブジェクト同士が重なっている部分を削除したり、合成したりできる機能です。

ブーリアンを追加

ブーリアンを追加

演算が「差分」になっていることを確認し、「オブジェクト」から先ほど追加した右の円柱をクリックします。

ブーリアンモディファイア

ブーリアンモディファイア

オブジェクトモードに切り替え、「適用」をクリックします。するとこのように、円柱のオブジェクトでからだが切り抜かれました。

ブーリアン適用直後

ブーリアン適用直後


ブーリアン適用直後(編集モード)

ブーリアン適用直後(編集モード)

円柱のオブジェクトはもう不要なので、選択して編集モードの状態で頂点を削除します。

円柱削除

円柱削除

同様にして、両目の部分をくり抜きます。

左右同じように

左右とも同じように

STYLYにアップロードする

STYLYにアップロードする方法はこちらの記事の「モデルをSTYLYにインポートしよう」の章を参照してください。

実際にSTYLYにアップロードするとこのような感じになりました。