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ーティスティックプラットフォーム「 STYLY 」を提供する株式会社Psychic VR Lab、株式会社パルコ、株式会社ロフトワークによる共同プロジェクト「NEWVIEW(ニュービュー)」は、VRコンテンツアワード「NEWVIEW AWARDS 2018」の受賞作品を発表しました。

誰もが3次元空間の表現を手にする近未来を見据え、VRの新たな表現とカルチャー/ライフスタイルを牽引し得る次世代クリエイターを発掘し、次なるステップへと進むきっかけをもたらすべく立ち上げた本アワード。「超体験をデザインせよ」というテーマのもと、ファッション/カルチャー/アート分野のVRコンテンツを、2018年6月1日から7月31日までの期間、世界中から公募しました。

7ヶ国から合計219作品の応募があり、デヴィッド・オライリー氏、m-flo氏、伊藤ガビン氏など 9組の審査員による最終審査会を経て、グランプリをはじめとする9作品の受賞作が決定しました。

 

賞金20,000USDのグランプリは、バーチャル YouTuberえもこの個展!

グランプリに相当するGOLDは、VRアートとその描画工程の映像を鑑賞できる、バーチャルアーティストえもこの作品「EMOCO’S FIRST PRIVATE EXHIBITION」が受賞。準グランプリに値するSILVERには、アート/ファッションの体験を新たにする「EMMA VR: PAINTING LIFE」と「IMMERSIVE PHOTO EXHIBITION “美少女は目で殺す”」、3次元空間を大胆に使った「MAILLOTS DE BAIN」が受賞しました。

NEWVIEWは、黎明期におけるファッション/カルチャー/アート分野のVRコンテンツの表現の可能性を拡張した受賞作品を高く評価、今後は受賞した次世代クリエイターの発展支援活動を通して、引き続き次世代のVRクリエイターの発掘・育成、3次元空間での新たなクリエイティブ表現と体験のデザイン開拓を目指します。今後の活躍に注目ください。

 

NEWVIEW AWARDS 2018 受賞作品

■GOLD 1作品 賞金20,000USD

作品名:「EMOCO’S FIRST PRIVATE EXHIBITION
作者:えもこ(バーチャルYouTuber /バーチャル美術家|日本)

バーチャルYouTuberのえもこのVRアートとその描画工程の映像を鑑賞できる「バーチャル個展」。

受賞コメント:
この度は、このような素晴らしい賞をいただき、ありがとうございます。VRで誰でも自由に個展が開けて、それを世界中の人に体験してもらえるようになったのは、本当にステキな事だと思います。VR未経験でも簡単に作れますので、ぜひ皆さんもSTYLYで自分だけのVR空間を作ってみてくださいね。バーチャル技術(xR)で世界はもっと便利で楽しくなると思います。そんなNEWVIEWをとても楽しみにしています。

受賞コメントYouTube動画:

審査員コメント:
デビッド・オライリー(アーティスト)
「この作品は、クリエイター主導だと感じた数少ない作品の一つであり、他人のオブジェクトを使うことなく一途な姿勢で作られたものだと感じました。また、シンプルなストーリーで、VR内をスムーズに動き回ることができました。それぞれのイベントに焦点を当てた空間設計は、闇雲に広がることのなく、この作品に丁度よくフィットしています。他と比較してこの作品には、仮想モーションキャプチャで多くの動きが含まれており、作品の視覚的な部分に大きく寄与しています。」

m-flo ☆Taku(プロデュース・ユニット)
「今回、ロケーションは違いつつ美術館的なアプローチが多かったなか、ひねりをいれた作品。Vtuberがアート作品を作っていくというテーマも面白いんだけど、展示されている作品を目の前で作っているところに引き込まれました。しかも作っている作品は立体的な絵を描いていく絵の彫刻ってのもデジタルならではのアプローチ。展示されている作品を見ていくなか、ちゃんと起承転結も作れていた。」

伊藤ガビン(編集者)
「まずVRすなわちバーチャルリアリティの名を冠したアワードに、バーチャルアーティストが参戦してきているという仮想現実の入れ子細工というか箱根細工というかマトリョーシカというか、ソコですよね。仮想現実の「リアル」は、物理的な存在である僕らよりも、バーチャル人格であるえもこさんにとってのほうがリアルかもしれない。えもこさんの作る「作品」はある意味凡庸ですが、空間の高低差の作り方など総合力が高かったように思います。」

 

■SILVER 3作品 賞金5,000USD

作品名:EMMA VR: PAINTING LIFE
作者:Wyatt Roy(コマーシャル映像作家、VRアーティスト|アメリカ)

芸術作品の背景にいるアーティストを実感し、絵画の背景にあるストーリー知る機会を提供する作品。

審査員コメント:
m-flo ☆Taku(プロデュース・ユニット)
「個人的には金賞を与えたかった作品。ベタベタな美術館を歩くだけかな、って思ったら絵を鑑賞するだけでなく絵の中に入れるってのが面白かった。VRの長所をしっかりと作品にいれていて、グラフィックのレベルもコーディングもしっかりと安定してた感じ。ちなみに彼が作ったもう一つのWhisper National Parkもメッセージだったり音の聞こえ方がすごくきめ細かくて好きでした。」

 

 

作品名:IMMERSIVE PHOTO EXHIBITION “美少女は目で殺す”
作者:chiepomme & Albina Albina & APOLIA(アートユニット|日本)

小さな世界で紡がれる、少女たちの物語をPhotogrammetry を用いたプロップ、Mirage Camera を用いた 180° 立体視写真で表現した作品。

審査員コメント:
陳怡潔 │ Agi, Chen Yi-Chieh(アーティスト
「作品の中でミステリアスな空間を覗き見るという体験を通じて、より深い感情を感じることができました。 展示空間のデザインは、壁にある小さな穴をすべて探索するかのように私を誘い、さらに好奇心を掻き立てられました。 そして、このミステリアスな雰囲気はVR世界にとてもマッチしていたと感じました!」

 

 

作品名:MAILLOTS DE BAIN
作者:Mask du Video(映像作家|日本)

ゾートロープをモチーフに、現実社会と同じようにフロントエンドとバックエンドの役割が相互にリンクして一つの世界が組み上がっている様子を表現。

審査員コメント:
デビッド・オライリー(アーティスト)
「この作品の常識に囚われない挑戦を大いに評価しました。それは今までのルールを破るものであるだけでなく、私はクリエイター自身がVRの奇妙さとそれが視聴者の空間感覚とバランス感覚に何をもたらすのかを楽しんでいる様子を感じることができました。他の作品と比較して、この作品は、視聴者に空間へ向かわせるのではなく、視聴者自身に空間をもたらすものだと感じました。私にはクリエイターが何を伝えようとしているのか正確にはわかりませんが、一見すると不条理な、ただ同時に遊び心に溢れたこの作品のクオリティーを終始楽しむことができました。 」

 

■PARCO賞 1作品

作品名:身体の形状記憶装置 -SHAPE MEMORY OF YOU-
作者:Discont(VR空間デザイナー|日本)

VRの中で喪失してしまった身体と身体感覚を取り戻すことを目指した実験的な試み。身体の実在感を想起させ、身体感覚を揺らがす7つのインスタレーションを用意。

審査員コメント:
泉水隆(株式会社パルコ 常務執行役)
「先へ進むにつれて変化する空間、また空間内の7つの展示をめぐる中で、「この先には何があるのだろう」という期待感を掻き立てられる作品でした。加えて、現在VR空間の作り手は、技術者「エンジニア」と名乗る方が多いと思いますが、今回のアワードを通して「VR空間デザイナー」という肩書きのクリエイター(本作の作者Discontさん)が登場した事は、VRが今後アートやファッション・カルチャーへシフトしていく大きな一歩だと思い、この作品を選定させて頂きました。」

 

 

■松武秀樹賞 1作品
作品名:PRINTS
作者:Yuki Matsuoka(写真家 / プログラマー|日本)

深度カメラで撮影したイメージをネガとして現像し、VR空間に記述。フォトグラメトリーや3Dスキャンが現実世界を再現する手法であるのに対し、printsはイメージをVR空間に定着させることを提唱する作品。

審査員コメント:
松武秀樹(音楽家、シンセサイザー・プログラマー)
「2D画像はアナログ(ライン)デジタル(ドット)の集合体であり、近づき観る角度を変える事で3D形状となり、それらを確認分析する面白さがある。アナログ、デジタルは音楽分野でもそうであるように、この作品に奥行きのある音を付けてみたくなった。」

 

 

■KALEIDOSCOPE賞 1作品
作品名:ENCLOSURE
作者:TeamMIKAMI (from OMNIBUS JAPAN)(クリエイティブユニット|日本)

「音の空間」をコンセプトとしたインスタレーション作品。音楽の持つ空間を再現し、HMDを通してその空間へと、自分の視聴覚を移送することを目的とした。

審査員コメント:
René Pinnell(CEO & Founder of Kaleidoscope)
「職人技と独創性を感じたので、KALEIDOSCOPE賞に選出した。」

 

■CINRA.NET賞 1作品
作品名:FEVER
作者:Tomoaki Seo(クリエイティブテクノロジスト、インタラクションデザイナー|日本)

虚構の世界で作られたcultureを「Dystopia culture」と定義、Dystopia cultureにより生み出される「熱狂」を体験させる。現代社会における虚構(バーチャル)と現実の境界線の曖昧さを感じ取れることを目指した。

審査員コメント:
こやまたくや(アーティスト)
「CINRA賞に関しては、おこがましいですが完全に僕個人の好みで決めさせて頂きました。”FEVER”は「うわぁ〜、なんかヤバイ世界に入り込んでしまったぞ・・・!うわぁ〜」感が一番強く、直感的に感覚的に好きな作品でした。空間の至る所でキャラクターが踊り狂っているのも素敵ですが、なんとなく小気味良い妙な音楽のチョイスも素敵やと思いました。なんなんですかねこの絶妙な小気味良さは・・・。この小気味良さも含めて、全体の世界観がとっても好みでした。」

 

 

■DELL賞 1作品
作品名:新紀元 〜THE BIRTH〜
作者:バーチャルキャスタープロジェクト(TVプロデューサー / CGクリエイター / VRアーティスト|日本)

荒廃した世界に突如誕生した謎のバーチャルキャスター。彼女から伸びているコードを辿り水中にも、人々を新たな世界へ導く世界を表現した作品。

審査員コメント:
柳澤真吾(デル株式会社 エイリアンウェアマーケティング シニアマネージャー)
「本作品は、足元の地下世界が作品にうまく取り入れられていました。VRの醍醐味のひとつとして、上下への移動があります。上下に大きく移動できる作品はありましたが、足元にフォーカスを当てつつ、自然としゃがみたくなる動線をはりつつ、しゃがみこむという小さな動きだけで、新しい体験ができたのがこの作品でした。小さな空間に楽しい体験や驚きが詰め込まれていた素晴らしい作品です。おめでとうございます!」

 

 

NEWVIEW AWARDS 2018

3次元空間での新たなクリエイティブ表現と体験のデザインを開拓する実験的プロジェクト/コミュニティー。ファッション、音楽、映像、グラフィック、イラストレーションなど、都市空間におけるカルチャーを体現するクリエイターとともに、リアルと空想を越境する次世代のカルチャー/ライフスタイル体験をデザインする実験を仕掛けていきます。国内外でのレクチャーやミートアップを通じて次世代のVRクリエイターの発掘・育成・交流の展開をしています。

全ての受賞作品と、審査員のコメントは以下のページよりご覧ください。

・結果発表ページ(日本語):https://newview.design/awards/2018/jp
・結果発表ページ(英語):https://newview.design/awards/2018/en/

審査員:デビッド・オライリー(アーティスト)、m-flo(プロデュース・ユニット)、伊藤ガビン(編集者)、松武秀樹(音楽家、シンセサイザー・プログラマー)、陳怡潔 │ Agi, Chen Yi-Chieh(アーティスト)、René Pinnell(CEO & Founder of Kaleidoscope)、泉水隆(株式会社パルコ 常務執行役)、柳澤真吾(デル株式会社 エイリアンウェアマーケティング シニアマネージャー)、こやまたくや(アーティスト)

Ryohei Watanabe

VR Inside元創刊編集長。Psychic VR Labが提供するVRクリエイティブプラットフォーム「STYLY( https://styly.cc/ )」に惚れ込み、2018年1月よりChief Media Officerとして同社へ移籍。

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About STYLY

STYLYは、VR空間を駆使した新たな表現・体験を生み出せるクリエイティブプラットフォームです。 STYLYを活用することで、コンセプチュアルなショップ空間やインスタレーション、ギャラリーなど クリエイターのイマジネーションを際限なく表現した多彩な空間を構築できます。 またその空間を通じて、今までの現実では成し得なかった体験をインターネットの世界へシェアすることができます。
 

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