マルチメディアとしてのVRゲーム「POP CLIMB」:中野健太

この記事では グラフィックデザイナー / 3Dアーティストの「中野健太」さんの作品「POP CLIMB」について紹介します。

中野健太さんは2021年のNEWVIEW CYPHERに参加し、POP CLIMBはその時に作られた作品です。

NEWVIEW AWARDS 2021 FINALISTに選ばれました。

3Dキャラクターを画像として発表するだけではなく、VRゲームとして発表し、新しい体験を生み出しています。作品の体験方法から、楽しみ方を解説します。

中野健太さんについて

中野健太

日本大学芸術学部デザイン学科卒。広告やCI設計を中心にデザイン活動をしつつ3Dアーティストとして3D制作も行うフリーランスデザイナー。

(NEWVIEW 公式サイトより引用 https://newview.design/works/pop-climb/ )

Twitter:https://twitter.com/_kentanakano

グラフィックデザイナーとしてのキャリアがバックグラウンドにありながらも、現在は3DCGもはじめ、ソフビキャラクターを制作し、その作品をNFTとして販売しています。グラフィックデザインの領域を超えて、活動の幅を広めています。

 

POP CLIMBについて

この作品は、中野健太さんが制作している3DCGのソフビキャラクターの世界をゲームのように体験できます。WEBブラウザではなく、VRで体験することを推奨します。

シーンを立ち上げると、目の前には中野健太さんのメインアイコンでもあるアバターが立っています。

DJブースが最初の立ち位置です。

かわいい

DJブースの周りをみてみると、そこにはポップコーンと、巨大なソフビキャラクターが立っています。

ポップコーンとキャラクター

VRコントローラーのマーカーをポップコーンに合わせてると、ポップコーンの位置に合わせて移動することができます。

ポップコーンをたどって、キャラクターの位置まで近づくことができます。

シンプルな設計の体験型のVRゲームとなっています。

最終的にはキャラクターの上に立つこともできます。

キャラクター

中野さんのソフビキャラクターは通常2Dの画像や動画でしか鑑賞することができません。

主にNFTのプラットフォームやTwitterで発表されています。

VRによって新しいキャラクターとの距離感と鑑賞を体験することができます。

画像や映像では一方的にとらえられた画角のなかでしか体験することができません。しかし、ゲームのようなインタラクティブなメディアは、自分の体験によって鑑賞の仕方に変化をもたらします。

好きな画角から、好きな位置から、好きな場所から鑑賞することができます。

そして、VRで鑑賞することで、「現実ではありえない大きさ」で目の前に現れます。

でかい!

ソフビキャラクターたちの世界を体験できるのがゲームの面白さでもあります。

空間、キャラクター、インタラクションによって鑑賞者の鑑賞の幅がひろがり、作者の世界に没入する体験を生み出します。

画像や動画だけでは体験できない世界を体験してみましょう。

VRシーン体験方法(本作品はHMD/VR体験を推奨)

HMDデバイスをお持ちでPCからアクセスしてる方は、以下の「シーンを体験する」ボタンをクリックしてください(※初めての方は以下の説明もご参照ください)。

PC(Webブラウザ)から「シーンを体験する」ボタンをクリック後、シーンページのVRアイコンをクリックしてください。

スマートフォンからアクセスしてる方は、上記の「シーンを体験する」ボタンをクリックしてください。
*スマートフォンでは作者の意図した体験を再現できない場合があります。

クリック後、以下の画面が表示されます。
スマートフォン版STYLYをすでにダウンロードしている場合「Continue on Browser」を選択してください。

そして「Play on Mobile App」を選択するとシーンを体験できます。

Steam版STYLYをダウンロードする
https://store.steampowered.com/app/693990/STYLYVR_PLATFORM_FOR_ULTRA_EXPERIENCE/

Oculus Quest版STYLYをダウンロードする
https://www.oculus.com/experiences/quest/3982198145147898/

スマートフォン版STYLYをダウンロードする

 

 

シーン体験方法の詳細を知りたい方
VRシーン体験方法については、以下の記事をご参照ください。