ギャル文化を空間化したVRMV「MANON_”GALCHANMODE”_MV_WORLD」:WATAKEMI

この記事では映像作家・ビジュアルアーティストの「WATAKEMI」さんのVR作品「MANON_”GALCHANMODE”_MV_WORLD」について紹介します。

WATAKEMIさんは映像作家・ビジュアルアーティストとして、VJやMUSIC VIDEOの制作をしてきました。

WATAKEMIさんのキャリアを紹介し、次に、作品の鑑賞ポイントを筆者の考察を踏まえて紹介します。

この記事を読むことで、より作品を楽しめるでしょう。

MANON_”GALCHANMODE”_MV_WORLD

 

WATAKEMIさんについて

WATAKEMI

1993年京都府京丹後生まれ。情報科学芸術大学院大学IAMAS 卒業。tsuchifumazu / Chilly Source 所属。2020年映像作家100人tsuchifumazu として選出される。蠢く物が好き。昨今は映像制作が多い。

(NEWVIEW CYPHER 公式サイトより引用 https://newview.design/cypher )

Twitter : https://twitter.com/watakemi725
Instagram:https://www.instagram.com/watakeminote

今回の作品はMUSIC VIDEOをVR化した作品、いわゆる「VRMV」です。

シンガーのMANONの楽曲「GALCHAN MODE」がベースとなっており、その世界をVRで体験できる作品です。

このMUSIC VIDEOもWATAKEMIさんの所属するユニットtsuchifumazuが制作しました。

 

MANON_”GALCHANMODE”_MV_WORLD

シーンを立ち上げると、彩度豊かなシーンが広がります。

神社の鳥居が連なり、メインとなる空間へつながっています。

神社

GALCHAN MODEというタイトルにあるように、テーマは「ギャル文化」です。

ギャルの表象を、建築やオブジェクトを通して体験できます。

この作品の見どころは、なによりも空間・建築のレイヤーです。

空間のレイヤー

オブジェクトたちを効果的に連ね、シンプルながら奥行きのある空間となっています。

〇キュー

渋谷のギャル文化を象徴する商業施設も鎮座しています。

特徴的なオブジェクトの大きさや位置関係を、空間のなかで円環的に配置し、鑑賞者の目をひきます。

ギャルちゃんモード

空間の中心には、MUSIC VIDEOの映像データも配置されています。

そして中央には、MUSIC VIDEOも登場する特徴的なオブジェクト「アーケードゲーム」が回転しています。

アーケードゲームとMV

GALCHAN MODEのMUSIC VIDEOの世界へアクセスしてみましょう!

VRシーン体験方法(本作品はHMD/VR体験を推奨)

 

HMDデバイスをお持ちでPCからアクセスしてる方は、以下の「シーンを体験する」ボタンをクリックしてください(※初めての方は以下の説明もご参照ください)。

PC(Webブラウザ)から「シーンを体験する」ボタンをクリック後、シーンページのVRアイコンをクリックしてください。

スマートフォンからアクセスしてる方は、上記の「シーンを体験する」ボタンをクリックしてください。
*スマートフォンでは作者の意図した体験を再現できない場合があります。

クリック後、以下の画面が表示されます。
スマートフォン版STYLYをすでにダウンロードしている場合「Continue on Browser」を選択してください。

そして「Play on Mobile App」を選択するとシーンを体験できます。

Steam版STYLYをダウンロードする
https://store.steampowered.com/app/693990/STYLYVR_PLATFORM_FOR_ULTRA_EXPERIENCE/

Oculus Quest版STYLYをダウンロードする
https://www.oculus.com/experiences/quest/3982198145147898/

スマートフォン版STYLYをダウンロードする

 

 

シーン体験方法の詳細を知りたい方
VRシーン体験方法については、以下の記事をご参照ください。