最小限の情報量で最大限の効果を「Between the pixels」: Gigandect

※注意:この作品は激しい明滅をともなっています。光過敏性発作を引き起こしてしまう可能性があります。光に敏感な方は視聴を控えるようにお願いします。

この記事では音楽プロデューサーの「Gigandect」さんのVR作品「Between the pixels」について紹介します。

Gigandectさんは音楽プロデューサーとして、音楽アーティストへの楽曲提供やDJなどで音楽活動をしています。

Gigandectさんのキャリアを紹介し、次に、作品の鑑賞ポイントを筆者の考察を踏まえて紹介します。

この記事を読むことで、より作品を楽しめるでしょう。

Between the pixels

Gigandectさんについて

Gigandect

 

将来の夢は宇宙飛行士。 FUCKOKAの郊外で生まれた矩形波が大好きな男の子。 今日もゲームボーイを武器に見えない敵と戦っているんだ。

(NEWVIEW CYPHER 公式サイトより引用 https://newview.design/cypher )

Twitter : https://twitter.com/gigandect
Instagram:https://www.instagram.com/gigandepics/

独特な自己紹介文です。

ゲームボーイで作られるサウンド(8bit)を使用して、音楽アーティストへの楽曲提供や、ゲームボーイでDJを行うなど、特殊な音楽による表現をしています。

代表的な活動には、音楽アーティスト「4s4ki」への楽曲提供・バックDJです。

Between the pixels

※注意:この作品は激しい明滅をともなっています。光過敏性発作を引き起こしてしまう可能性があります。光に敏感な方は視聴を控えるようにお願いします。

この作品は白・赤・緑・青の平面画像を部屋の形に配置したVR作品です。

高速で明滅する空間は、視覚を直接的に攻撃します。

Between the pixels

Gigandectさんの表現のコンセプトは「チップチューン的発想でなるべく少ないもので人を不快な気持ちや悲しい気持ちにさせたい」です。

この平面画像も3DCGではなく、1MB以下のGIFデータです。

この空間は17枚のGIFデータによって成り立っています。真ん中の中央の顔の画像データを覗くGIFは1MB以下であるため、かなり容量の少ないVR空間となっています。

 

VRゴーグルは視界をジャックさせるメディアデバイスです。

これはある種の拷問器具にもなる危険性をはらんでいます。

たとえ、眼をつぶったとしても、鼓膜に焼き付けてくるでしょう。

ここで、Gigandectさんのステートメントを読んでみましょう。

FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.FUCK YOU.

(STYLY GALLERY ” Between the pixes ” より引用 https://gallery.styly.cc/scene/f9628d5d-62ae-4d73-b551-adec3c940191 )

Gigandectさんは常に攻撃的です。

こっちを見るな。

しかし、この作品のコンセプトが強固なように、Gigandectさんは常に攻撃的な状態への美学を備えています。

彼が表現する「ゲームボーイのサウンド」の音楽もまた、同じコンセプトであると考えられます。

情報化社会において、私たちは常に情報に囲まれ、情報を消費する生き物となっています。

大量の情報社会において、Gigandectさんが観ている景色は一体どういったものなのでしょうか。

 

景色。

ただただ攻撃的なのではなく、情報社会において私たちが生きている・消費していることについて問いかけてくる。

そんな世界を鑑賞しているようです。

気分が悪くなるギリギリまで、鑑賞してみましょう。

VRシーン体験方法(本作品はHMD/VR体験を推奨)

HMDデバイスをお持ちでPCからアクセスしてる方は、以下の「シーンを体験する」ボタンをクリックしてください(※初めての方は以下の説明もご参照ください)。

PC(Webブラウザ)から「シーンを体験する」ボタンをクリック後、シーンページのVRアイコンをクリックしてください。

スマートフォンからアクセスしてる方は、上記の「シーンを体験する」ボタンをクリックしてください。
*スマートフォンでは作者の意図した体験を再現できない場合があります。

クリック後、以下の画面が表示されます。
スマートフォン版STYLYをすでにダウンロードしている場合「Continue on Browser」を選択してください。

そして「Play on Mobile App」を選択するとシーンを体験できます。

Steam版STYLYをダウンロードする
https://store.steampowered.com/app/693990/STYLYVR_PLATFORM_FOR_ULTRA_EXPERIENCE/

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https://www.oculus.com/experiences/quest/3982198145147898/

スマートフォン版STYLYをダウンロードする

 

 

シーン体験方法の詳細を知りたい方
VRシーン体験方法については、以下の記事をご参照ください。