この記事ではアーティストの「Holliday」のVR作品「Connectivity Soup」について紹介します。
Hollidayの活動を紹介し、次に、作品の鑑賞ポイント紹介します。
この記事を読むことで、より作品を楽しめるでしょう。
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Connectivity Soup
Hollidayさんについて
Holliday R. Hortonはカリフォルニア大学サンディエゴ校でスタジオアート(フィルム/アニメーション)の学士号を取得し、サンディエゴ・スーパーコンピューター・センターにてリサーチ・アーティストとしてキャリアをスタートする。
バーチャル・リアリティー・リアリティーディスプレイに関する研究をしながら、全米科学財団、NASA/JPL、ゼネラル・アトミック、ルーベン・H・フリート化学センターなどのアニメーション・プロジェクトに携わる。(Holliday R. Hortonのホームページより引用 https://www.hollidayhorton.com/about-5 )
HP : https://www.hollidayhorton.com/
Instagram : https://www.instagram.com/holliday.horton
XRアーティストとして、VRのみならず、ARを使った作品を制作しています。
その中でも代表的なこの作品はARのKinetic Artとして発表しました。
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Connectivity Soupについて
シーンを立ち上げると、海中のような場所から始まります。海中のなかには、巨大な花のように「神経の束」がそびえています。
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Connective Soup
この一つ一つの巨大なオブジェクトは、脳からはじまる神経系をモチーフとした3DCGのアートです。
デフォルメされつつも、神経が張り巡らされた形状や、人の形に沿って作られた形状は「人となり」を感じさせます。
しかし、人体の生々しさよりも、どこかファンタジーの世界のように感じられます。
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ファンタジーさ
デフォルメ化された形状やカラーリングだけではなく、パーティクルによる空間演出がフィクション性を表現されています。ただただ「人間」について感じるだけではなさそうです。
もし「人間」について感じるのであれば、もっと科学的に表現を追求すればいいと思います。
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面白さについて。
この空間は深海のような異空間であり、パーティクルによるフィクションの演出が、シーンの物語を構築しています。
作者は人間の神経系について観察したとき、「フィクション」のオブジェクトとして捉えたのではないでしょうか。
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フィクションの身体。
身体から物語をくみ取る。このアクションは、作者がこの形状のオブジェクトに何を見出すか、見出しているかの表象となります。
その鑑賞こそが作品の楽しみ方でしょう。
5つの脳は全て電気の信号ケーブルのようなものでつながれています。
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繋がる脳みそ
VR、深海(水)と、脳みそ。
これらの記号から「水槽の脳」を想起します。
水槽の脳は、水槽のなかで生かされている脳であり、それは私たちが視ている現実はすべて「ヴァーチャル・リアリティー」であり、高次元の存在によって操られている、というシミュレーション仮説に基づいたイメージです。
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脳みそ
果たして、作者がそのように意図したかはわかりません。
しかし、このように作品の記号を読み解くことで、新しい解釈が生まれるかもしれません。
能動的に作品を鑑賞してみましょう!
VRシーン体験方法(本作品はHMD/VR体験を推奨)
HMDデバイスをお持ちでPCからアクセスしてる方は、以下の「シーンを体験する」ボタンをクリックしてください(※初めての方は以下の説明もご参照ください)。
PC(Webブラウザ)から「シーンを体験する」ボタンをクリック後、シーンページのVRアイコンをクリックしてください。
スマートフォンからアクセスしてる方は、上記の「シーンを体験する」ボタンをクリックしてください。
*スマートフォンでは作者の意図した体験を再現できない場合があります。
クリック後、以下の画面が表示されます。
スマートフォン版STYLYをすでにダウンロードしている場合「Continue on Browser」を選択してください。
そして「Play on Mobile App」を選択するとシーンを体験できます。
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シーン体験方法の詳細を知りたい方
VRシーン体験方法については、以下の記事をご参照ください。
Edited by Sasanishiki