この記事ではアートユニットの「machutorica」のVR作品「paper island」について紹介します。
machutoricaの活動を紹介し、次に、作品の鑑賞ポイント紹介します。
この記事を読むことで、より作品を楽しめるでしょう。
machutoricaさんについて
はやかわりか:フリーランスのGデザイナーでコマ撮り作家。デジタルとアナログを行き来しながら制作してます。
マチュー:ITエンジニア。色々な事に興味津々、ハックも遊びも大好きなフランス人です。
(NEWVIEW CYPHER 公式サイトより引用 https://newview.design/works/paper-island/ )
Twitter : https://twitter.com/ricamon
あけましておめでとーございます!
HAPPY NEW YEAR !
Bonne Année !
새해 복 많이 받으세요 !
昨年は大変な年になってしまいましたが、じっとしすぎてしまいました。
春からは生活をがらっと変えていきます。
それまで、力を蓄え、もぐもぐ!モグモグ!!
本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。 pic.twitter.com/e8kWCKG3cB— rica hayakawa (@ricamon) January 4, 2021
絵画や立体を横断し、やわらかいテクスチャの作品を作り上げます。
VRでもそのテクスチャを活かし、取り組んでいます。
paper islandについて
シーンを立ち上げると、目の前は水彩画で描かれたオブジェクトたちに囲まれています。
このシーンの特徴は、machutoricaさんが描かれた「画像データ」のみで作られていることです。
3DCGのメッシュは使われず、PNGやGIFなどの「画像」で構成されています。
VRといえば3DCGでリッチな空間をイメージしますが、このシーンは、水彩画のような柔らかなテクスチャを活かした空間となっています。
3DCGのメッシュは光の当たり方によってレンダリングされているため、このような水彩画のような質感を表現するのは逆に難しいです。
しかし、2Dの画像によって空間を構築すると、VRの固定概念を逸脱したイメージを作り上げることができます。
3DCGのメッシュは、紙のように薄さはなく、立体的な形状をしています。しかし、2D画像データには厚さはなく、平面的な形状をしています。
それは、情報量の少なさとも関連するかもしれません。
ですが、machutoricaさんはその「情報量の少なさ=制限」を、逆に表現の可能性としてこの作品を通して取り組んでいます。
一つのシーンを6つの空間にわけて、楽しめるようになっています。
画像が持つ可能性を楽しみながら鑑賞してみましょう。
VRシーン体験方法(本作品はHMD/VR体験を推奨)
HMDデバイスをお持ちでPCからアクセスしてる方は、以下の「シーンを体験する」ボタンをクリックしてください(※初めての方は以下の説明もご参照ください)。
PC(Webブラウザ)から「シーンを体験する」ボタンをクリック後、シーンページのVRアイコンをクリックしてください。
スマートフォンからアクセスしてる方は、上記の「シーンを体験する」ボタンをクリックしてください。
*スマートフォンでは作者の意図した体験を再現できない場合があります。
クリック後、以下の画面が表示されます。
スマートフォン版STYLYをすでにダウンロードしている場合「Continue on Browser」を選択してください。
そして「Play on Mobile App」を選択するとシーンを体験できます。
Steam版STYLYをダウンロードする
https://store.steampowered.com/app/693990/STYLYVR_PLATFORM_FOR_ULTRA_EXPERIENCE/
Oculus Quest版STYLYをダウンロードする
https://www.oculus.com/experiences/quest/3982198145147898/
スマートフォン版STYLYをダウンロードする
シーン体験方法の詳細を知りたい方
VRシーン体験方法については、以下の記事をご参照ください。