飯テロの新しい文化“メシグラメトリ”「tonkatsu.jp #001」: Kazuki Miyata

この記事ではアーティストの「Kazuki Miyata」さんのAR作品「tonkatsu.jp #001」について紹介します。

この作品はではご飯をPhotogrammetryした「メシグラメトリ」をAR化したものです。メシグラメトリの文化を紹介しつつ、ARでの楽しみ方を紹介します。

tonkatsu.jp #001

この記事を読むことで、より作品を楽しめるでしょう。

メシグラメトリとは

メシグラメトリとは「飯(メシ)」 + 「Photogrammetry」を掛け合わせた言葉です。

つまり、ご飯をPhotogrammetryし、3DCGにしたデータのことで、TwitterのVRや3DCG関係者の一部の界隈で流行している、新しい「飯テロ」の文化です。

Twitterで「#メシグラメトリ」とハッシュタグを検索すると、いろんな人がメシグラメトリをアップロードしています。

InstagramやTwitterでも美味しいご飯を写真で撮影し記録する文化があったように、スマートフォンやタブレットで簡単にPhotogrammetryができるようになった現在において、次なる「ご飯のメディア」は3DCGとなっています。

メシグラメトリのアップロード先としてSTYLYを利用してAR化した作品が「tonkatsu.jp #001」です。

tonkatsu.jp #001について

シーンを立ち上げると、ARで巨大化したとんかつを鑑賞することができます

このシーンはインタラクションやアニメーションが体験できるものではなく、シンプルに「とんかつを鑑賞する」シーンです。

究極の飯テロの体験となります。

とんかつ

InstagramやTwitterのようなSNSにて「ご飯」を掲載し、自分が食べているものをシェアすることで、食のコミュニケーションは発展してきました。

ARの技術によって、食のコミュニケーションは新しい次元へと突入しているように感じます。

通常ではありえない大きさの「飯」は、いったいどんなコミュニケーションを生み出すことができるのでしょうか。

ARを使えば、このような記念写真を撮ることも可能です。

とんかつと記念撮影をする筆者

このARを筆者の友人に見せたところ「おいしそうに見えるし、なにか新しい感じがする」という意見ももらいました。

3DCG技術とアプリケーションの発達によって、スマートフォンひとつで簡単にPhotogrammetryできるようになり、どこへでも3DCGを持ち運べ、3DCGの飯を表示することができます。

ここから考えられることは、新しい食の発信の可能性ではないでしょうか。

メディアの発達と、飯のコミュニケーションをこれからも拡張させていく。そんな未来を予感させる作品が「tonkatsu.jp #001」です。

VRシーン体験方法

HMDデバイスをお持ちでPCからアクセスしてる方は、以下の「シーンを体験する」ボタンをクリックしてください(※初めての方は以下の説明もご参照ください)。

PC(Webブラウザ)から「シーンを体験する」ボタンをクリック後、シーンページのVRアイコンをクリックしてください。

スマートフォンからアクセスしてる方は、上記の「シーンを体験する」ボタンをクリックしてください。

クリック後、以下の画面が表示されます。
スマートフォン版STYLYをすでにダウンロードしている場合「Continue on Browser」を選択してください。

そして「Play on Mobile App」を選択するとシーンを体験できます。

Steam版STYLYをダウンロードする
https://store.steampowered.com/app/693990/STYLYVR_PLATFORM_FOR_ULTRA_EXPERIENCE/

Oculus Quest版STYLYをダウンロードする
https://www.oculus.com/experiences/quest/3982198145147898/

スマートフォン版STYLYをダウンロードする

 

 

シーン体験方法の詳細を知りたい方
VRシーン体験方法については、以下の記事をご参照ください。

Edited by SASAnishiki