【DAZ Studio】③Hair Tool for Blenderで髪の毛を作る(後半)

前回記事から引き続き、今回の記事は後半です。

手順3以降を紹介します。

  1. DAZ Studioで人体モデル作成(①と②の記事参照)
  2. 1.の人体モデルをBlenderへ書き出し、Hair Tool for Blenderで髪作成(前回の記事参照)
  3. DAZ Studioへ書き出して髪型の登録・動きの設定
  4. Unityへ書き出し
  5. STYLYへアップロード

髪を書き出す

髪オブジェクト自体の書き出し

オブジェクトモードで髪を選択し、obj形式で書き出します。

objでエクスポート

obj形式で書き出し


Selection Onlyにチェック、-Z Forward、Y Upに変更

Selection Onlyにチェック、-Z Forward、Y Upに変更

髪テクスチャをベイクする

オブジェクトとBlenderのデータを保存したら、Open Baking sceneをクリックします。

既に保存してあるのでOKをクリック

既に保存してあるのでOKをクリック

画面がこのように切り替わります。

hair_bake.blend

hair_bake.blend

Opacity(+お好みでNormal Map)を選択し、Transparent Backgroundに設定します。
最後にBake Hairをクリックして髪をベイクします。

Bake Hair

Bake Hair

DAZ Studioへ読み込む

DAZ Studioを立ち上げ前回の人体モデルデータを開いたら、左上にあるアイコンを選択し先ほどの髪オブジェクトを読み込みます。

DAZ Studioを開いてインポート

DAZ Studioを開いて髪オブジェクトを読み込み


Scaleを変更

Scaleを10000%に変更

デフォルトの髪を削除し、読み込んだ髪オブジェクトの位置を調節しましょう。

ヒールを履いている分高さにずれが生じている

ヒールを履いている分、高さにずれが生じている


選択→右クリックで削除、矢印ドラッグで位置変更

選択→右クリックで削除、矢印ドラッグで位置変更

画面右のパネルからテクスチャ設定をします。

Surfaceタブを表示させた状態で髪を選択

Surfaceタブを表示させた状態で髪を選択

Cutout Opacityへhair_ht_opacity.pngを割り当てます。

▼をクリックしBrowse...からテクスチャを読み込み

▼をクリックしBrowse…からテクスチャを読み込み


色はBase Colorの数字をクリックで変更可能

色はBase Colorの数字をクリックで変更可能


テクスチャが反映された

テクスチャが反映された

DAZ Studioで髪アニメーション・アセット保存

今はまだ髪のオブジェクトを読み込んだままの状態なので、アニメーションが反映されません。
上部EditからTransfer Utilityを選択します。

Transfer Utility

Transfer Utility

SourceとTargetそれぞれに髪と人体モデルを割り当てます。
Projection Templateは最後のContent Typeを選択したあとで設定できるようです。
そしてAcceptをクリックします。

Transfer Utility

Transfer Utility


髪が人体モデルに追従するようになった

髪が人体モデルに追従するようになった

髪をDAZ Studioのアセットに登録する場合はFile→Save As→Support Asset→Figure/Prop Assetsを選択します。

Figure/Prop Assets

Figure/Prop Assets


Filtered Save

Filtered Save


Categoryを選択してAccept

Categoryを選択してAccept


アセットに追加された

アセットに追加された

Unityの人体モデルに反映させる

アニメーション設定が完了したらUnityへアップロードします。
詳しい方法は第1回の記事を参考にしてください。

Blenderで保存したテクスチャファイルもUnityのアセットへドラッグ&ドロップします。
Alpha is Transparencyにチェックを入れ、適用します。

Alpha is Transparency

Alpha is Transparency

適用されたら髪のモデルにテクスチャを割り当て、Rendering ModeをCutoutに変更します。

ドラッグ&ドロップ

ドラッグ&ドロップ


アルベド横から髪色を変更できる

アルベドから髪色を変更できる

テクスチャの裏が描写されない設定になっているのでシェーダーを変更します。

GitHub画面右のボタンからZIPをダウンロードし解凍したら、Standard-2Sided.shaderをUnityのアセットにドラッグ&ドロップします。

Download ZIP

Download ZIP

髪のシェーダーをStandard 2-Sidedに変更します。

Standard 2-Sided

Standard 2-Sided


裏側も表示された

裏側も表示された

STYLYにアセットをアップロードする方法

作成した人体モデルをUnityからSTYLYにアップロードする方法はこちらをご確認ください。

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