STYLYと互換性のあるUnityバージョンはこちらからご確認ください。
https://document.styly.cc/doc/docs/en/creator/creator_plugin_intro/#%E5%AF%BE%E5%BF%9C%E3%81%99%E3%82%8Bunity%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6
【2020/04/13更新】Unityの推奨バージョンをUnity2019.3.6f1に更新しました。
【2020/04/07更新】STYLY 2.0 β版 VRアプリのOculus Go/Quest用、DayDream用のダウンロードリンクをbeta3に更新いたしました
【2020/03/25更新】STYLY 2.0 β版 VRアプリのOculus Go/Quest用、DayDream用のダウンロードリンクをbeta2に更新いたしました
アップデートの概要
STYLYは、対応するUnityのバージョンをUnity2019にアップグレードします。
本アップデートをもってSTYLYのバージョンは2.0となります。
Unity2019の推奨バージョンは、Unity2019.3.6f1 となります。
(以下、本アップデートを適用したSTYLYシステム全体をSTYLY 2.0、STYLY StudioをSTYLY Studio 2.0と呼びます。)
アップデートする理由
今までSTYLYが対応するUnityのバージョンはUnity2017の系統でしたが、Unityを使ったSTYLYアーティストにとってみれば進化したUnityの機能を使えないのは歯がゆいものでした。
したがって私達は、Unity2019の先進的な機能を使って作られたものをSTYLYの作品に反映できるようにアップデートすることを長らく検討、計画し、実際に開発、検証してまいりました。そしてこの度のアップデートを決断いたしました。
本アップデートにより、STYLYのシステム全般が大きくアップグレードされます。
Unity2019の先進的な機能を使って作品づくりが可能になるだけでなく、STYLY StudioやWebプレイヤー、VRアプリでのシーンのロードが高速になるなどたくさんのメリットがあります。
さらに、STYLY Mobileアプリ(スマホ・タブレットAR)に対するStudio機能や、今後益々増えていくであろうAR/MRグラスへの対応など、プラットフォームであるべくSTYLYのサービス充実を予定していますので、ぜひともご期待ください。
注意事項
既存のシーンについて(現在作成中のものも含む)
Unity2017で作られてアップロードされたPrefabやSceneは、ほとんどの場合STYLY 2.0でそのまま動作するはずですが、一部互換性がないものがあります。
つまり、そのままの状態では、本アップデート後にSTYLYシーンの見た目や挙動が今までと違ってしまう可能性があります。
これを事前に確認して頂くために、STYLY 2.0のβ版(VRアプリ、STYLY Studio)を提供いたします。
STYLY 2.0 β版で動作確認して見た目や挙動に問題があった場合は、お手数ではありますがUnity2019に対応させる移行作業(以下、Unity2019移行対応)を行っていただく必要があります。
STYLY 2.0 β版と、Unity2019移行対応の詳細に関してはこの記事内の「アーティスト側で対応が必要なこと」の項をご参照ください。
STYLY 2.0で互換性のないもの
現在把握している主なものは以下となります。
◆Unity2017で作成したTimelineが動作しません。
→ Unity2019移行対応で解消可能です。
◆Unity2017で作成したシェーダーが想定どおりの動作をしないことがあります。
→ 通常、Unity2019移行対応で解消可能です。一部のシェーダーはUnity2019に非対応であるケースもあります。その場合はUnity2019に対応した別のシェーダーをご利用ください。
◆一部のアセットのロード時に、VRアプリがクラッシュするケースがあります。
→ Unity2019移行対応で解消される可能性が高いです。
◆一部のパーティクルの挙動が以前のクライアントと異なる場合があります。
→ 一例として、パーティクル最大・最小サイズの指定を行っている場合、パーティクルのサイズが異なって表示される場合があります。この場合Unity2019移行対応で解消可能です(ただしUnity2019でのパーティクルパラメータ調整が必要)
◆Android(Daydream / Oculus Go&Quest)環境では、MToonシェーダーを利用した場合にシェーダーに異常が出ます。
その他、細かな点で互換性のない可能性があります。
シーンの新規作成について
この記事が公開されてからUnityを使って作品を作られる場合は、Unity2019を使用して作成されることを推奨いたします。
ただしUnity2019を使って作成されたアセットに関しては、本アップデート前は正しく動かない場合がございますので、STYLY Studioでのアセット配置およびPublishは控えて頂き、本アップデート後に改めて行ってください。
Unityを使わないアセット(STYLYのプリセット等)の配置は行っていただいて問題ありません。
アップデートのスケジュールと詳細
アップデートスケジュールは下記となります。(表を横スクロールできます。)
日程 | STYLYシステム | アーティスト |
STYLY Studio、Gallery、 Webプレイヤー、及びSTYLY Plugin |
STYLYアプリ(VR) |
本記事公開~ |
STYLY 2.0のβ版提供期間 |
アーティスト事前対応期間 β版での動作確認(&Unity2019移行対応)
|
正式版:Unity2017 β版: Unity2019(※3) |
正式版:Unity2017 β版: Unity2019 |
4/13 (予定※1) |
STYLY 2.0正式版リリース STYLY各サービスのシステムアップデート実施 |
― | 正式版:Unity2019 | 正式版:Unity2019 |
アップデート後 | ー |
STYLY Studio正式版でのシーン編集とPublish |
正式版:Unity2019 |
正式版:Unity2019 旧バージョン:Unity2017(※2) |
※1 システムアップデート実施の日程が変更となる場合はTwitter等で告知いたします。
※2 アップデート前の旧バージョンのSTYLY(Unity2017版)を別途提供予定です。提供方法は別途ご案内いたします。ただし旧バージョンについては、システムアップデートにより一定期間後に利用できなくなりますので、早期の移行を推奨します。
※3 Gallery、Webプレイヤーのβ版は提供いたしません。Webプレイヤーの挙動はSTYLY Studioとほぼ同等となりますのでSTYLY Studioのβ版でご確認ください。
アーティスト側で対応が必要なこと
注意事項の項でお話した、事前に必要な対応とその方法に関して説明します。
STYLY 2.0 β版での動作確認
正式リリース前に、以下に提供するSTYLY 2.0 β版を使って既存シーンの動作、外観等を一通り確認してくださいますようお願いいたします。
STYLY 2.0 β版 VRアプリ
下記リンクからダウンロードしてください。
《アプリダウンロードリンク》
◆PC(SteamVR)用
Steamのbetaブランチ「2.0-beta」にて提供
SteamのライブラリからSTYLYのプロパティを開き、「2.0-beta」というbetaブランチを選択頂くことで、PCにインストールされているSTYLYアプリが置き換わります。
Steam betaブランチの詳しい設定方法は下記「STYLY for Looking Glass β版」リリース時の記事をご参照ください。
◆Oculus Go/Quest用
◆DayDream用
STYLY Studio 2.0 β版
下記リンクよりアクセスください。
《STYLY Studioリンク》
https://build.styly.cc/studio/release-2.0-beta/
※STYLYにログインしていない場合、一旦ログイン画面遷移後「Launch」ボタンで起動しますと正式版が起動しますので、ログインした状態で下記URLにアクセスしてください。
STYLY Plugin for Unity2019 β版
こちらのPluiginのβ版は下記「Unity2019移行対応」を行われる方と、先行してUnity2019で製作をされる方はお使いください。
Unity2019移行対応(動作確認で問題の出た場合のみ)
上記β版で既存シーンの挙動や見た目に問題のある場合、お手数ですが移行対応の作業が必要になります。
作業の内容は、主にUnity2019からの再アップロードとなります。
その手順に関してはマニュアルに記事を追加していますので、下記よりご覧いただき、ご対応頂きますようお願いいたします。
《移行対応手順の記事リンク》