インタラクションSDK マニュアル

STYLYからインタラクション(Interaction)SDKが提供されたことにより、インタラクティブなVRコンテンツの制作が簡単にできるようになります。また、Unityエディタシュミレーターも提供されますので、Unity上でインタラクションSDKを使ってギミックを組み、ゲームビュー上で、シミュレーションができます。加えて、ローカルプレビューツールを使うことで「STYLY Studioにアセットを配置して、配信する」過程を介さず、ローカル環境で動作確認(デバッグ)を完結できます。
さらに、インタラクションSDKとPlayMakerを組み合わすことによって、さらなる表現を追い求められます。

インタラクションSDKとは

 

インタラクションSDKとは、STYLYで使えるインタラクティブなアクションをまとめたUnityのスクリプトコンポーネントです。

インタラクションSDKを使ってSTYLYで使える機能

  • インタラクション基本機能
    • オブジェクトをドラックできる
    • オブジェクトを移動する
    • オブジェクトの侵入・衝突を検出する
    • オブジェクトを破壊する
    • オブジェクトを生成する
    • タイマー
  • STYLY独自の仕様への対応
    • コントローラーにオブジェクトを装備できる
      • コントローラーにオブジェクトを装備した状態でトリガーをボタンを押してイベントを起こせる

注意

インタラクションSDKは現在、VRデバイス/WEBプレイヤーのVR シーンのみ対応しております。
ARシーン、STYLY MobileでのVRシーンでインタラクションを実装する場合はPlayMakerを使いましょう。

UnityのEventSystemとの互換性について

  • STYLYのコントローラー操作はEventシステム互換
    • マウスカーソル = コントローラーから出るRay
    • マウス左ボタン = Trigger/Pad押し込み
    • マウス右ボタン = コントローラーMenuボタン
  • uGUIも操作可能になりました(World Spaceのみ)
  • EventTriggerコンポーネントで詳細なイベント検出
  • UnityEventで呼び出せるもの
    • Publicメソッド
    • 引数指定でのPublicメソッド呼び出し
    • 動的引数でのPublicメソッド呼び出し

インタラクションSDKを使ったサンプルシーン

 

上記サンプルシーンのUnityサンプルプロジェクトは、以下からダウンロードできます。
※サンプルプロジェクトに含まれているアセットはクレジット表記や許可なしで自由にご利用いただけます。

STYLY-InteractionSDKExamples

Unityサンプルプロジェクトをダウンロードして、動かしてみてください。

Unityサンプルプロジェクト

Unityサンプルプロジェクト

提供するスクリプト一覧

スクリプト名

説明

STYLY_Attr_ColliderTrigger

OnTriggerイベントを実行する

STYLY_Attr_Collision

OnCollisionイベントを実行する

STYLY_Attr_Breaker

STYLY_Attr_Breakableコンポーネントが追加されているオブジェクトを破壊する

STYLY_Attr_Breakable

STYLY_Attr_Breakerコンポーネントが追加されているオブジェクトに破壊される

STYLY_Action_DestroyTarget

指定したGameObjectを破棄

STYLY_Attr_Draggable

オブジェクトをポインターで掴めるようになる

STYLY_Attr_Equipment

オブジェクトをコントローラーに装備する

STYLY_Action_Mover

オブジェクトを移動する

STYLY_Action_Spawner

プレハブからオブジェクトを生成する

STYLY_Action_Timer

設定したタイマーが終わった後に、イベントを実行します。

インタラクションSDKの使い方

インタラクションSDKのダウンロード方法

Downloadページにアクセスして、STYLY Plugin for Unity DOWNLOADをクリックして、STYLY Pluginをダウンロードしてください。インタラクションSDKはSTYLY Pluginに含まれております。

STYLY Plugin for Unity DOWNLOAD

インタラクションSDKをUnityにインポートする方法

左上メニューにあるAssets > Import Package > Custom Package…の順番でクリックします。

Assets > Import Package > Custom Package…の順番でクリックする

Assets > Import Package > Custom Package…の順番でクリックする

STYLYPluginを選択します。

STYLYPluginを開く

STYLYPluginを開く

Importをクリックします。

Importをクリックする

Importをクリックする

インタラクションSDKを使ったギミックを作って、Unityエディタシミュレーターで動作確認してみよう

オブジェクトをポインターで掴めるようにする

ヒエラルキー上で右クリックして、3D Object > Cubeをクリックします。

ヒエラルキーにCubeを配置する

ヒエラルキーにCubeを配置する

ヒエラルキー上でCubeを選択した状態で、インスペクターウィンドウ(以下、インスペクターと呼ぶ)のAdd Componentをクリックします。

検索フォームにSTYLYを入力すると、インタラクションSDKのスクリプト一覧が表示されます。STYLY_Attr_Draggableを選択してください。

STYLY_Attr_Draggableを追加する

STYLY_Attr_Draggableを追加する

Unityの再生ボタンを押して、再生モードにしてください。ゲームビューに表示されるCubeをドラックしてみましょう。

ゲームビュー

ゲームビュー

インタラクションSDKのコンポーネントが追加されているアセットがヒエラルキーにある場合、再生時、自動的にSTYLY_Simulatorが配置され、ゲームビューでシミュレーターが実行できます。

再生時、ヒエラルキーにSTYLY_Simulatorが配置される

再生時、ヒエラルキーにSTYLY_Simulatorが配置される

STYLY_Attr_ColliderTrigger

STYLY_Attr_ColliderTriggerは、「OnTriggerイベントを実行する」スクリプトです。

他のオブジェクトが、自身のオブジェクトに侵入したら、自分のオブジェクトを非アクティブにする

他のオブジェクトが、自身のオブジェクトに侵入したら、自分のオブジェクトを非アクティブにする

STYLY_Attr_ColliderTrigger イベント表

イベント名 イベント内容
On Enter() 他のオブジェクトが自身のオブジェクトに侵入したときに実行されます。
ON Exit() 他のオブジェクトが自身のオブジェクトから脱出したときに実行されます。

OnTriggerイベントを発生させる条件

  • イベントを実行するオブジェクトに対して、以下を設定してください
    • CoillderのIs Triggerにチェックを入れる
    • Rigidbodyコンポーネントを追加する
      • 重力を発生させたくない場合は、Is Kinematicにチェックを入れる

TRIGGER EVENTについて詳しく知りたい方は、以下記事をご覧ください。

「他のオブジェクトが、自身のオブジェクトに侵入したら、自分のオブジェクトを非アクティブにする」ギミックを作って、動作確認してみましょう。
ヒエラルキー上で右クリックして、3D Object > Cubeをクリックします。Cubeの名前をColliderTriggerに変更します。

ヒエラルキーにCubeを配置して、名前をColliderTriggerに変更する

ヒエラルキーにCubeを配置して、名前をColliderTriggerに変更する

OnTriggerイベントを実行したいオブジェクト「ColliderTrigger」のインスペクターにSTYLY_Attr_ColliderTriggerコンポーネント追加をします。

ColliderTriggerのインスペクターに、以下コンポーネントを追加・設定してください。

  • STYLY_Attr_Collider Triggerを追加する
  • ColliderのIs Triggerにチェックを入れる
  • Rigidbodyコンポーネントを追加する
    • 重力を無効化したい場合は、Is Kinematicにチェックを入れる
Collider Triggerのインスペクター

Collider Triggerのインスペクター

STYLY_Attr_Collider Triggerコンポーネントの右下「+」をクリックします。

「+」をクリック

「+」をクリック

None (Object)フォームに、ヒエラルキーからColliderTriggerをドラック&ドロップします。

None (Object)フォームに、ヒエラルキーからColliderTriggerをドラック&ドロップする

None (Object)フォームに、ヒエラルキーからColliderTriggerをドラック&ドロップする

Functionがアクティブになり、使えるようになりました。

Functionがアクティブになった

Functionがアクティブになった

No Function > GameObject >SetActive(bool)を選択します。

ファンクションにSetActive(bool)をセットする

ファンクションにSetActive(bool)をセットする

ファンクションにGameObject.SetActiveがセットされました。ファンクションの下に四角いチェックボックスが表示されました。チェックボックスを外します(デフォルトでチェックボックスは入っていません)。

GameObject.SetActiveのチェックボックスについて

  • チェックを入れると、オブジェクトがアクティブになる
  • チェックを外すと、オブジェクトが非アクティブになる
チェックを外すと、オブジェクトが非アクティブになる

チェックを外すと、オブジェクトが非アクティブになる

侵入させるオブジェクト(Cubeなど)をシーンに配置して、再生モードにして侵入させるオブジェクトを移動させて、ColliderTriggerが非アクティブになるか、動作確認してみましょう。

CubeをColliderTriggerに侵入させると、ColliderTriggerが非アクティブになる

CubeをColliderTriggerに侵入させると、ColliderTriggerが非アクティブになる

STYLY_Attr_Collision

STYLY_Attr_Collisionは、「OnCollisionイベントを実行する」スクリプトです。

STYLY_Attr_Collision イベント表

イベント名 イベント内容
On Collision Enter Event() 他のオブジェクトが自身のオブジェクトに衝突したときに実行されます。
On Collision Exit Event() 他のオブジェクトが自身のオブジェクトから脱出したときに実行されます。

OnCollisionイベントを発生させる条件

イベントを実行するオブジェクトに対して、以下を設定してください

  • Rigidbodyコンポーネントを追加する
    • 重力を発生させたくない場合は、Use Gravityのチェックを外す。
    • Is Kinematicのチェックを外す
  • Colliderコンポーネントを追加する
  • ColliderコンポーネントのIs Triggerのチェックが外れている

Collision EVENTについて詳しく知りたい方は、以下記事をご覧ください。

「他のオブジェクトが、自身のオブジェクトに衝突したら、自分のオブジェクトを非アクティブにする」ギミックを作って、動作確認してみましょう。
ヒエラルキー上で右クリックして、3D Object > Cubeをクリックします。Cubeの名前をCollisionに変更します。

ヒエラルキーにCubeを配置して、名前をCollisionに変更する

ヒエラルキーにCubeを配置して、名前をCollisionに変更する

イベントを実行したいオブジェクトのインスペクターに以下コンポーネント追加・設定してください。

  • STYLY_Attr_Collision(Script)追加
  • ColliderのIs Triggerにチェックを外す
  • Rigidbodyコンポーネントを追加する
    • 重力を無効化したい場合は、Use Gravityのチェックを外す
Collisionのインスペクター

Collisionのインスペクター

STYLY_Attr_Collisionコンポーネントの右下「+」をクリックします。

「+」をクリック

「+」をクリック

None (Object)フォームに、ヒエラルキーからCollisionをドラック&ドロップします。

None (Object)フォームに、ヒエラルキーからCollisionをドラック&ドロップする

None (Object)フォームに、ヒエラルキーからCollisionをドラック&ドロップする

Functionがアクティブになり、使えるようになりました。

Functionがアクティブになった

Functionがアクティブになった

No Function > GameObject >SetActive(bool)を選択します。

ファンクションにSetActive(bool)をセットする

ファンクションにSetActive(bool)をセットする

ファンクションにGameObject.SetActiveがセットされました。ファンクションの下に四角いチェックボックスが表示されました。チェックボックスを外します(デフォルトでチェックボックスは入っていません)。

GameObject.SetActiveのチェックボックスについて

  • チェックを入れると、オブジェクトがアクティブになる
  • チェックを外すと、オブジェクトが非アクティブになる
チェックを外すと、オブジェクトが非アクティブになる

チェックを外すと、オブジェクトが非アクティブになる

侵入させるオブジェクト(Cubeなど)をシーンに配置して、再生モードにして侵入させるオブジェクトを移動させて、Collisionが非アクティブになるか、動作確認してみましょう。

CubeをCollisionに侵入させると、Collisionが非アクティブになる

CubeをCollisionに侵入させると、Collisionが非アクティブになる

STYLY_Attr_Breaker / STYLY_Attr_Breakable

STYLY_Attr_Breakerは、「STYLY_Attr_Breakableコンポーネントが追加されているオブジェクトを破壊する」スクリプトです。

STYLY_Attr_Breakableは、「STYLY_Attr_Breakerコンポーネントが追加されているオブジェクトに破壊される」スクリプトです。STYLY_Attr_BreakerとSTYLY_Attr_Breakableはセットで使います。

STYLY_Attr_Breaker イベント表

イベント名 イベント内容
OnDestroy() オブジェクトが破壊したときにイベントが実行されます。

STYLY_Attr_Breakable イベント表

イベント名 イベント内容
OnDestroy() オブジェクトが破壊されたときにイベントが実行されます。

STYLY_Attr_Breakerは、STYLY_Attr_Breakableコンポーネントが追加されているオブジェクトを破壊します。OnCollisionイベントまたはOnTriggerイベントの要素が必要となります。

OnCollisionイベントを発生させる条件

イベントを実行するオブジェクトに対して、以下を設定してください

  • Rigidbodyコンポーネントを追加する
    • 重力を発生させたくない場合は、Use Gravityのチェックを外す。
    • Is Kinematicのチェックを外す
  • Colliderコンポーネントを追加する
  • ColliderコンポーネントのIs Triggerのチェックが外れている

Collision EVENTについて詳しく知りたい方は、以下記事をご覧ください。

OnTriggerイベントを発生させる条件

  • イベントを実行するオブジェクトに対して、以下を設定してください
    • CoillderのIs Triggerにチェックを入れる
    • Rigidbodyコンポーネントを追加する
      • 重力を発生させたくない場合は、Is Kinematicにチェックを入れる

TRIGGER EVENTについて詳しく知りたい方は、以下記事をご覧ください。

BreakerとBreakableの設定を説明します。初めに、Breakableの設定を説明します。

ヒエラルキー上で右クリックして、3D Object > Cubeをクリックして、Cubeを配置します。Cubeの名前をBreakableに変更します。

ヒエラルキーにCubeを配置して、名前をBreakableに変更する

ヒエラルキーにCubeを配置して、名前をBreakableに変更する

 

ヒエラルキーのBreakableを選択した状態で、インスペクターでRigidbodyコンポーネントとSTYLY_Attr_Breakableコンポーネントを追加します。

OnCollisionイベントを発生させる条件を整えるために、各コンポーネントを以下設定にします。

  • Colliderコンポーネント
    • Is Trigger チェックなし
  • Rigidbodyコンポーネント
    • 重力を発生させたくない場合は、Use Gravityのチェックを外す
    • Is Kinematicのチェックを外す
Breakableのインスペクター

Breakableのインスペクター

次に、Breakerの設定を説明します。ヒエラルキー上で右クリックして、3D Object > Cubeをクリックして、Cubeを配置します。Cubeの名前をBreakerに変更します。

ヒエラルキーにCubeを配置して、名前をBreakerに変更する

ヒエラルキーにCubeを配置して、名前をBreakerに変更する

ヒエラルキーのBreakerを選択した状態で、インスペクターでSTYLY_Attr_Breakerコンポーネントを追加します。

Breakerのインスペクター

Breakerのインスペクター

次に、BreakerにRigidbodyコンポーネントを追加して、Use Gravityにチェックを入れます。

BreakerにRigidbodyコンポーネントと追加する

BreakerにRigidbodyコンポーネントと追加する

 

BreakerオブジェクトをBreakableオブジェクトの真上に配置します。再生モードにして、シーンビュー上でBreakerオブジェクトをBreakableオブジェクトに衝突させてみましょう。ヒエラルキーからBreakableオブジェクトが削除されます。

BreakerオブジェクトがBreakableオブジェクトに衝突して、Breakableオブジェクトが消滅する

BreakerオブジェクトがBreakableオブジェクトに衝突して、Breakableオブジェクトが消滅する

STYLY_Attr_Draggable

STYLY_Attr_Draggableは、「オブジェクトをポインターでつかめるようになる」スクリプトです。

オブジェクトをドラックで掴める

オブジェクトをドラックで掴める

STYLY_Attr_Draggable イベント表

イベント名 イベント内容
On Begin Dragging() オブジェクトをドラックしたタイミングでイベントが実行されます。
On End Dragging() オブジェクトをドラックが外れたタイミングでイベントが実行されます。

ポインターで掴みたいオブジェクトにSTYLY_Attr_Draggableコンポーネントを追加します。

ドラックしたいオブジェクトのインスペクター

ドラックしたいオブジェクトのインスペクター

再生モードにして、ゲームビュー上でSTYLY_Attr_Draggableコンポーネントが追加されたオブジェクトを左クリックして、掴んでみましょう。

STYLY_Attr_Equipment

STYLY_Attr_Equipmentは、「コントローラーに装備できる」スクリプトです。また、コントローラーに装備してから、決定ボタン(トリガー)を押すとイベントを実行できます。

コントローラーにオブジェクトを装備できる

コントローラーにオブジェクトを装備できる

STYLY_Attr_Equipment イベント表

イベント名 イベント内容
On Use() コントローラーに装備した状態で、決定ボタン(トリガー)を押したら、イベントを実行する
On Use End() コントローラーに装備した状態で、決定ボタン(トリガー)を離したら、イベントを実行する
On Equip() コントローラーに装備したら、イベントを実行する
On Drop() コントローラーから装備を外したら、イベントを実行する

Cubeをヒエラルキーに配置してください。

オブジェクト名 Transform X Y Z
Equipment(Cube)  Position 2 0.05 -2.5
Scale 0.5 0.5  
エラルキーにCubeを配置して、名前をEquipmentに変更する

エラルキーにCubeを配置して、名前をEquipmentに変更する

EquipmentにSTYLY_Attr_Equipmentコンポーネントを追加する。

Equipmentのインスペクター

Equipmentのインスペクター

再生モードにします。ゲームビュー上でEquipmentオブジェクトを右クリックすると装備できます。装備したら、Equipmentオブジェクトを動かせます。左クリックするとEquipmentオブジェクトをコントローラーから外せます。

 

STYLY_Action_Spawner / STYLY_Action_Mover / STYLY_Action_Timer

STYLY_Action_Spawner、STYLY_Action_Mover、STYLY_Action_Timerのご説明いたします。3つのスクリプトを組み合わせて以下のギミックを作りましょう。

CubeをクリックしたらSphereが生成される(STYLY_Action_Spawner)、特定の時間が過ぎたら(STYLY_Action_Timer)、Sphereが特定の位置に移動する(STYLY_Action_Mover)。

CubeをクリックしたらSphereが生成され、特定の時間が過ぎたら、Sphereが特定の位置に移動する

CubeをクリックしたらSphereが生成され、特定の時間が過ぎたら、Sphereが特定の位置に移動する

ヒエラルキー上で右クリックして、3D Object > Cubeをクリックして、Cubeを配置します。Cubeの名前をActionSampleCubeに変更します。

ヒエラルキーにCubeを配置して、名前をActionSampleCubeに変更する

ヒエラルキーにCubeを配置して、名前をActionSampleCubeに変更する

ActionSampleCubeオブジェクトにButtonコンポーネントとSTYLY_Action_Spanwnerを追加します。

ActionSampleCubeのインスペクター

ActionSampleCubeのインスペクター

STYLY_Action_Spawnerは「プレハブからオブジェクトを生成する」スクリプトです。STYLY_Action_Spawnerコンポーネントを使う場合は、別のイベントから呼び出す必要があります。

STYLY_Action_Spawner パラメーター表

パラメーター名 パラメーター説明
Prefab 生成するオブジェクトのプレハブ
SpawnPosition オブジェクトを生成する相対位置
SpawnTransform オブジェクトを生成する相対Transform
Velocity オブジェクトの速度

ButtonコンポーネントにOn Click() Runtime Only下フォームにヒエラルキーからActionSampleCubeオブジェクトをドラッグ&ドロップします。

ActionSampleCubeのインスペクター

ActionSampleCubeのインスペクター

No FunctionからSTYLY_Action_Spawner > Spawn()を選択して、STYLY_Action_Spawnerコンポーネントにイベントを飛ばします。

ActionSampleCubeのインスペクター

ActionSampleCubeのインスペクター

次に、STYLY_Action_Spawnerで生成するオブジェクトを作ります。ヒエラルキーにSphereを配置して、Sphereを非アクティブにしてください。SphereをSTYLY_Action_Spawnerにドラック&ドロップして、STYLY_Action_Spawner(親)ーSphere(子)の関係にしてください。

ヒエラルキーにSphereを配置して、非アクティブにする

ヒエラルキーにSphereを配置して、非アクティブにする

生成する位置を設定するため、ヒエラルキーで、CreateEmptyでオブジェクトを作って名前をSpawnPositionに変更して、Position(X,Y,Z)=(0,2,0)にしてください。SpawnPositionをSTYLY_Action_Spawnerにドラック&ドロップして、STYLY_Action_Spawner(親)ーSpawnPosition(子)の関係にしてください。

ヒエラルキーにCreateEmptyを配置して、名前をSpawnPositionに変更する

ヒエラルキーにCreateEmptyを配置して、名前をSpawnPositionに変更する

ヒエラルキーのActionSampleCubeオブジェクトを選択して、STYLY_Action_Spawnerコンポーネント中を設定します。

  • Prefab:ヒエラルキーのSphereをドラッグ&ドロップする
  • Spawn Transform:ヒエラルキーのSpawnPositionをドラッグ&ドロップする
ActionSampleCubeのインスペクター

ActionSampleCubeのインスペクター

SphereにRigidbodyをつけてください。

Sphereのインスペクター

Sphereのインスペクター

再生モードにしてみましょう。ゲームビュー画面上のCubeをクリックしたら、SpawnPositionオブジェクトの位置にSphereが生成されたら成功です。

Cubeをクリックしたら、SpawnPositionオブジェクトの位置にSphereが生成される

Cubeをクリックしたら、SpawnPositionオブジェクトの位置にSphereが生成される

SphereにSTYLY_Action_TimerとSTYLY_Action_Moverコンポーネントを追加します。

Sphereのインスペクター

Sphereのインスペクター

STYLY_Action_Timerは「設定したタイマーが終わった後に、イベントを実行する」スクリプトです。

STYLY_Action_Timer パラメーター表

パラメータ名

パラメータ説明

StartOnAwake

チェックあり:実行開始時にTimerを開始します

TimerType

Constant:一定の値

RandomInRange:min-maxで指定する値

Time

タイマー発火時間

Min_Time

ランダムな時間の最小値

Max_Time

ランダムな時間の最大値

STYLY_Action_Timer イベント表

イベント名

イベント内容

On Expire Event()

タイマー完了後に実行させるイベント

STYLY_Action_Moverは「オブジェクトを移動する」スクリプトです。STYLY_Action_Moverコンポーネントを使う場合は、別のイベントから呼び出す必要があります。

STYLY_Action_Mover パラメーター表

パラメータ名

パラメータ説明

Destination

移動先のTransform

Time

移動時間

STYLY_Action_Mover イベント表

イベント名

イベント内容

On Complete()

移動の完了後に実行させるイベント

STYLY_Action_Timerコンポーネントを以下設定にします。

  • Start On Awake:チェックを入れる
  • Timer Type:Constant
  • Time:0.1
  • On Expire Event():ヒエラルキーからSphereをドロップ&ドロップする
    • ファンクション:STYLY_Action_Mover > Mover()
Sphereのインスペクター

Sphereのインスペクター

STYLY_Action_Moverで設定する移動先を配置します。ヒエラルキーで、CreateEmptyでオブジェクトを作って名前をMoveTargetPosition に変更して、Position(X,Y,Z)=(-3,3,0)にしてください。

ヒエラルキーにCreateEmptyを配置して、名前をMoveTargetPosition に変更する

ヒエラルキーにCreateEmptyを配置して、名前をMoveTargetPosition に変更する

ヒエラルキーからSphereを選択して、STYLY_Action_Moverコンポーネントを以下設定にします。

  • Target:ヒエラルキーのMoveTargetPositionオブジェクトをドラッグ&ドロップする
  • Time:3
Sphereのインスペクター

Sphereのインスペクター

再生ボタンを押して、ゲームビュー画面上のCubeをクリックして動作確認してみましょう。

 
成功例

成功例

PlayMakerとインタラクションSDKの連携方法

インタラクションSDKとPlayMakerの連携方法をご紹介します。

事前準備

PlayMakerを持っていない方はあらかじめインストールしておきましょう。

はじめてPlayMakerを使用するひとは、あらかじめ以下の記事を一読することで、理解を深めることができます。

インタラクションSDKのイベントをPlayMakerに飛ばす方法

STYLY_Action_Timerを使い、「数秒後、PlayMakerにイベントを飛ばす」ギミックを例にして、ご説明します。

STYLY_Action_TimerからイベントをPlayMakerで受け取る

STYLY_Action_TimerからイベントをPlayMakerで受け取る

ヒエラルキー上で右クリックして、3D Object > Cubeをクリックして、Cubeを配置します。Cubeの名前をPlayMakerSendEventに変更します。

ヒエラルキーにCubeをして、名前をPlayMakerSendEventに変更する

ヒエラルキーにCubeをして、名前をPlayMakerSendEventに変更する

 

PlayMakerSendEventオブジェクトにインスペクターからSTYLY_Action_TimerコンポーネントとPlayMakerFSMを追加します。

PlayMakerSendEventのインスペクター

PlayMakerSendEventのインスペクター

 

STYLY_Action_TimerコンポーネントのOn Expire Event()にPlayMakerSendEventオブジェクトをドラック&ドロップします。

PlayMakerSendEventのインスペクター

PlayMakerSendEventのインスペクター

 

PlayMakerFSMが追加されているオブジェクトを、イベントに追加すると、ファンクションにPlayMakerFSMのファクションが選択できるようになります。

PlayMakerSendEventのインスペクター

PlayMakerSendEventのインスペクター

ファンクションをPlayMakerFSM > SendEvent(String)を選択してください。

PlayMakerSendEventのインスペクター

PlayMakerSendEventのインスペクター

SendEvent(String)フォームに、飛ばすイベントを定義してください。今回は「PlayMakerSendEvent」と入力しました。

PlayMakerSendEventのインスペクター

PlayMakerSendEventのインスペクター

PlayMaker Editorを開いて、Ctrl + 左クリック(Windows) / Command + 左クリック(macOS)で新規State2を追加します。State2にAction BrowserからRotateを追加して、以下設定にします。

  • GameObject:Use Owner
  • X Angle:90
  • Per Second:チェックを入れる
  • Every Frame:チェックを入れる
PlayMakerSendEventオブジェクトのPlayMakerFSM

PlayMakerSendEventオブジェクトのPlayMakerFSM

PlayMaker EditorのEventsタグを選択して、Add Eventに「PlayMakerSendEvent」を追加します。

PlayMakerSendEventオブジェクトのPlayMakerFSM

PlayMakerSendEventオブジェクトのPlayMakerFSM

State2上で右クリックして、Add Global Trasition > PlayMakerSendEventを選択します。

PlayMakerSendEventオブジェクトのPlayMakerFSM

PlayMakerSendEventオブジェクトのPlayMakerFSM

STYLY_Action_TimerのOn Expire Event()で「PlayMakerSendEvent」イベントが飛び。PlayMaker側で「PlayMakerSendEvent」イベントを受け取り、State2のRotateが実行されます。

PlayMakerSendEventオブジェクトのPlayMakerFSM

PlayMakerSendEventオブジェクトのPlayMakerFSM

デバッグ方法

シミュレーターを使って動作確認する方法

STYLYのインタラクションSDKを使って、ギミックを組んだ後は、Unityエディタシミュレーターを使って動作確認・デバッグしてみましょう。

Unityエディタシミュレーターを使うための条件は、ヒエラルキーに「インタラクションSDKのコンポーネントが追加されているアセット」が配置されていることです。配置されていない場合は、プロジェクトウィンドウのAssets > STYLY_Plugin > STYLY_InteractionSDK > Simulator > PrefabsからSTYLY_Simulatorプレハブをヒエラルキーにドラック&ドロップしてください

Camera Controlの使い方

キー 動作
W 前に進む
S 後ろに進む
A 左に進む
D 右に進む
Q 上昇
E 下降
ゲームビュー Unityエディタシミュレーター

ゲームビュー Unityエディタシミュレーター

Simulate Controllerの使い方

操作 説明
Left Drag 視線を動かせます
Left Click VR機器のTrigger Buttonと同じ操作ができます。CubeにはDraggableが付与されているので、Cubeにマウスカーソルをあわせてドラックすると、Cubeを動かせます。細長いCubeにはEquipmentが付与されているので、細長いCubeにマウスカーソル合わせてクリックすると、持ち続けられます。
Right Click VR機器のMenu Buttonと同じ操作ができます。Equipmentがついた細長いCubeを外す場合に使います。
ゲームビュー Unityエディタシミュレーター

ゲームビュー Unityエディタシミュレーター

Unityエディタシミュレーターを使って、意図した動きを確認したら、ローカルプレビューツールを使って動作確認してみよう。

ローカルプレビューツールを使って動作確認する方法

ローカルプレビューツールは、 Unityで作成したアセットをSTYLYにアップロードすることなく、STYLY VR APPを起動して確認できるツールです。
実験版として、出していましたが正式版がリリースされました。操作手順は下記記事と同じですので、参照してください。

ローカルプレビューツールでの動作確認

ローカルプレビューツールでの動作確認

 

STYLYに「インタラクションSDKを作ってつくったギミックアセット」をアップロードする方法

UnityからSTYLYにプレハブをアップロードする方法

 

Unityシーンアップロード機能の使い方

newbview popup