日本都市向け ARシーン制作 マニュアル

東京・大阪・名古屋・札幌・福岡・京都・新潟の都市テンプレートモデルを使用すれば、マーカーレスで用意されている都市に完全にフィットするARシーンが制作可能になります。

日本都市(東京・大阪・名古屋・札幌・福岡・京都・新潟)向けARシーンの制作から配信、体験方法をご紹介します。

 

日本都市向けARシーンを制作する方法

都市テンプレートを選択する

STYLY Studio にアクセスしてください。
STYLY Studioをご利用になるときは、アカウント登録をしてください。

「シーンを作成」ボタンをクリックします。
テンプレート一覧が表示されます。

「新規シーン」ボタンをクリック

「新規シーン」ボタンをクリック

都市テンプレートを選択してください。
シーンのタイトルを入力して、「作成」ボタンをクリックしてください。

都市テンプレート一覧

  • 札幌大通り公園テンプレート(北海道)
  • 東京渋谷駅テンプレート(東京都)
  • 名古屋駅テンプレート(愛知県)
  • 京都駅テンプレート(京都府)
  • 大阪道頓堀テンプレート(大阪府)
  • 天神駅テンプレート(福岡県)
  • 新潟古町テンプレート(新潟県)
都市テンプレートを選択する

都市テンプレートを選択する

都市テンプレートを使って、都市空間に紐づけられたARシーンを作る

STYLYではデフォルトで用意されているアセット(3Dモデル、エフェクトなど)を使ってARシーンを制作できます。
自分で作成した3Dモデルや画像/動画を使うと、よりオリジナリティのあるシーンを作ることができます。

STYLY Studioで用意されているアセットの使い方や、自分で作成した素材をSTYLY Studioで使う方法は、以下の記事をご参照ください。

Unityで作ったシーン、プレハブも使えます

アセットに動きをつける方法はこちら

アセットをStudioに配置していきます。
配置場所に困ったら、建物の屋上や壁面にアセットを配置してみましょう。

配置方法に困ったら、建物の屋上や壁面にアセットを配置してみる

配置方法に困ったら、建物の屋上や壁面にアセットを配置してみる

3D都市モデルはリアルスケール

3D都市モデルと現実世界の建物群との大きさは同じです。
STYLY Studioで配置した位置の通りに現実世界の同じ場所にアセットが配置されます

3D都市モデルと実際の建物と大きさは一緒

3D都市モデルと実際の建物と大きさは一緒

3D都市モデルはAR体験時に表示されない

3D都市モデルはAR体験時には表示されません。
3D都市モデルは現実世界での建物の当てとして使用します。

STYLY Studioの3D都市モデルは、AR体験時には見えない

STYLY Studioの3D都市モデルは、AR体験時には見えない

体験時の見え方はYour Positionで確認する

Your Positionは人の目線でシーン内を見れます。
Studio画面右側の「reset position」クリックすると、Your Positionからの目線でARシーンを確認できます。

様々な角度や高さからシーンを制作すると体験するときの目線ではなくなっているため、ARシーン体験時に「イメージしてたのと違う」とならないようにしましょう。

Your Positionの目線から見たシーン

Your Positionの目線から見たシーン

3D都市モデルがある場所であれば、どこからでもAR体験可能

都市テンプレートを使ったARシーンを体験するときは、3D都市モデルがある場所に行く必要があります。
各都市毎の体験範囲については、「都市テンプレートと同じ場所に移動してから体験する」をご覧ください。

Unityで制作したシーン・プレハブも使用可能

Unityで制作したシーン・プレハブをSTYLY Studioにアップロードする方法は、以下の記事をご覧ください。

クジラはAR空間広告

ARシーン起動時、AR空間広告としてクジラが表示されます。

クジラはAR空間広告

クジラはAR空間広告

日本都市向けARシーン制作時の注意点

都市用アセットは削除しない

都市テンプレートを使ってシーンを作成すると、AR on Cityアセット・3D都市モデル・3D都市アンカーの3アセットがシーンに配置されます。
この3つのアセットは削除しないでください。削除すると、都市での体験ができなくなります。

削除禁止のアセット
・AR on City
・3D都市モデル
・3D都市アンカー

AR on City、Tokyo Shibuya Station、Tokyo Shibuya Station Anchorは削除しない

AR on City、Tokyo Shibuya Station、Tokyo Shibuya Station Anchorは削除しない

間違って削除した都市用アセットを戻す(復活)方法

削除した場合は、アセットセレクター画面を開いてFunctionからアセットを配置してください。
FunctionからAR on City・3D都市モデル・3D都市アンカーアセットを再配置できます。

AR on Cityを削除してしまった場合は、AR on Cityをクリックしてシーンに配置してください。
3D都市モデルを削除してしまった場合は、3D都市モデルから削除してしまった3D都市モデルをクリックしてシーンに配置してください。
3D都市アンカーを削除してしまった場合は、3D都市アンカーをクリックしてシーンに配置してください。

3D都市モデルと3D都市アンカーは、必ず同じ都市名のものをセットで使ってください。
Tokyo Shibya Stationの3D都市モデルを使う場合は、Tokyo Shibya Station Anchorを使用してしてください。

Skyboxをシーンに配置しない

都市テンプレートには、Skyboxを配置しないでください。
Environment配下にあるSkyboxはすべて使用しないでください。
Skyboxをシーンに配置すると、体験時にVRモードになってしまい、都市での体験ができません。

都市テンプレートを使う場合、Skyboxは使わない

都市テンプレートを使う場合、Skyboxは使わない

AR on Skyと一緒に使用できない

都市テンプレートと「AR on Sky」アセットは一緒に使えない。
AR on Skyの使い方は、以下の記事をご覧ください

日本都市向け ARシーンを体験する方法

STYLYモバイルアプリをダウンロード、インストールする

iOS版STYLYアプリ ダウンロード先
https://apps.apple.com/jp/app/id1477168256

Android版STYLYアプリ ダウンロード先
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.psychicvrlab.stylymr

日本都市向け ARシーン対応端末
https://developers.google.com/ar/devices
Depth APIサポート と記載されている端末のみ体験可能です

1.STYLYモバイルアプリを起動したら、マイページをクリックします。
2.ログインボタンをクリックして、ログインします。
3.制作中のシーン一覧が表示されますので、ARシーンをタップします。
4.ダウンロードボタンをクリックして、シーンを事前にダウンロードしておきます。

マイページ > ログイン > 都市空間ARシーンをタップ > ダウンロード(アップロード)しておく

マイページ > ログイン > 都市空間ARシーンをタップ > ダウンロード(アップロード)しておく

都市テンプレートと同じ場所に移動してから体験する

制作に使用した都市テンプレートと同じ場所に移動してください。
東京渋谷駅テンプレートを使ったARシーンを体験する場合は、東京都渋谷駅前に移動してください。

都市の体験可能範囲は以下からご確認ください。

都市 体験場所一覧
札幌大通公園テンプレート体験範囲

東京渋谷駅テンプレート体験範囲

名古屋駅テンプレート体験範囲

京都駅テンプレート体験範囲

大阪道頓堀テンプレート体験範囲

天神駅テンプレート体験範囲

新潟古町テンプレート体験範囲

現地に到着したらSTYLYモバイルアプリを起動して、ARシーンの見るボタンをクリックします。

現地についたら、「見る」ボタンをクリックしてください。

現地についたら、「見る」ボタンをクリックしてください。

周囲の建物にカメラを動かして、現在の位置を確認できると都市空間ARシーンが体験できます。

周囲の建物の上部にカメラを向けると、ARシーンが体験できます

周囲の建物の上部にカメラを向けると、ARシーンが体験できます

AR空間広告のクジラは、タップするか時間経過で消える

ARシーン起動時、AR空間広告が表示されます。

AR体験場所は地上(地面の上)で実施すること

必ず地上でARシーンを起動してください。
建物の2階以上、橋の上でARシーンを起動すると、位置がズレます。

STYLYに関する質問、バグ報告、改善してほしい要望はSTYLY FORUMまで
https://jp.forum.styly.cc/support/discussions

ビジネス利用を希望のお客様は下記よりお問い合わせください。
https://styly.cc/contact

注意事項

以下のような状況では正常に動作しません

  • 屋根のある場所
    • 室内・アーケード商店街・地下など
  • 暗い場所
    • 夜かつ屋外照明の少ない場所(渋谷スクランブル交差点は夜でも非常に明るいため例外的に体験可能となっています)
  • 水辺の近く
    • 川・池・湖・海などの水面反射があるところ