【Unity】3Dモデリングツール「ProBuilder」の使い方

本記事ではProBuilderを使った簡単なオブジェクトの作成方法、及びUnityUploaderでの作成したオブジェクトのアップロード方法を紹介します。

ProBuilderとは

ProBuilderはUnityのシーン上で簡単に3Dモデルを作成、編集する事ができる3Dモデリングツールです。 ProBuilderを使って簡単なオブジェクトを作成し、STYLYにアップロードしてみましょう。 なお本記事で使用するUnityのバージョンは2017.4.0f1となります。

プロジェクトにProBuilderをインポート

ProBuilderのインポート方法は簡単です。Asset Storeを開き、ProBuilderで検索してインポートしましょう。

ProBuilderで簡単なオブジェクトを作る

ProBuilderをインポートすると、ToolsにProBuilderの項目が追加されます。ProBuilder Windowを選択し、エディタを開きましょう。 エディタを開いたら、New Shapeを選択します。 するとシーン上にCubeが現れ、Shape Toolウィンドウが表示されます。Cube以外にもさまざまな形状が用意されています。今回はアーチ形のオブジェクトを作成してみましょう。Shape Toolウィンドウから「Arch」の形状を選択します。 Archを選択すると、形状がアーチ形のオブジェクトに変化します。各種パラメータを変えることで、形状を変化させることができ、Build Archを押す事で、実際にシーン上に配置されます。 作成したオブジェクトの編集方法など、詳しいProBuilderの使用方法については下記動画をご覧ください。 https://www.youtube.com/watch?v=Ta3HkV_qHTc

作成したオブジェクトをアップロードする

作成したオブジェクトは、Unity Plugin For STYLYを使ってSTYLYにアップロードできます。STYLY SuiteからUnity Plugin For STYLYをダウンロードし、プロジェクトにインポートしてください。Unity Plugin For STYLYの設定方法については、過去記事「UnityからSTYLYにアセットをアップロードする方法」をご覧ください。 Unity Plugin For STYLYのインポートが完了したら、アップロードが行えます。先程作成したArchオブジェクトをヒエラルキーから選択し、ProBuilderのエディタからExportの設定画面を開きます。 Export設定画面を開いたら、Export Formatを「Asset」に変更し、Exportボタンを押してExportします(ファイル名は今回はArchとしました) Exportするとプロジェクトの中にArchのプレファブが作成されるので、これを右クリックし、STYLY->Upload prefab to STYLYを選択してアップロードします。 Uploadが完了すると、下記のウィンドウが表示されます。

アップロードしたオブジェクトをシーンに配置する

アップロードしたオブジェクトはシーンに配置が可能となります。WebEditorにログインし、アセットセレクターを開いて、マイモデル一覧を表示しましょう。 マイモデル一覧に先程アップロードしたArchが追加されているので、クリックします。すると、Archがシーンに配置されます。 このように、ProBuilderとUnity Plugin For STYLYを組み合わせることで、自分だけのオリジナルモデルを作成して配置することが可能となります。ぜひお試しください。

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