この記事では、STYLYを使ってVR/ARのMV (Music Video) を作るために参考になる記事をまとめています。
STYLYで作れるVR/ARMV (Music Video)
STYLYは、アーティストに空間表現の場を提供するVR/AR/MRクリエイティブプラットフォームです。
STYLYではVRのMVの演出でよく使用される「パーティクルライブ」を作ることができ、過去にはパーティクルライブの作品コンテストとしてParticleLive Awardsなどが開催されました。
さらに2020年6月にAR作品を体験できるSTYLY Mobileがリリースされ、ARでもMVを作ることができるようになりました!
2020年9月〜11月にはNEWVIEW CYPHERというイベントの#Music部門で、YOASOBI「夜に駆ける」とコラボしたARMVのコンテストが行われました。
現在、期間限定のスペシャルアセットを利用することはできませんが、STYLYでVR/ARMVを作るために参考になる記事をここではまとめています。
STYLYの基本
まずはSTYLYの基本的な使い方を見てみましょう。
VR作品でもAR作品でも、基本的にはPCからSTYLY Studioにアクセスして作品を作る必要があります。VRかARかはシーンを新規作成するとき、テンプレートで選択します。さらに発展した作品を作るには、Unityが必要になります。
以下の記事に詳しくまとめられていますので、参考にしてください。
Unityで演出を作る
タイムラインの理解
MVを作る上では、「開始から◯秒後にこのオブジェクトを出現させる」といった演出をすることが多いのではないかと思います。
しかし、STYLYにはデフォルトで時間を制御する機能はありません。時間でオブジェクトの出現やアニメーションを制御したい場合は、Unityのタイムラインという機能を使う必要があります。
タイムラインについては、以下の記事に詳しくまとめられています。
タイムラインを応用することで、以下のように音楽と同期させたり、
アニメーションを作ったりできるようになります。
パーティクルライブについて
Unityのパーティクル機能をタイムラインと組み合わせることで、パーティクルライブと呼ばれるように高度な演出でシーンを彩ることができます。
パーティクルの基礎については、以下をご覧ください。
VRだけでなくARのMVを作る上でも、パーティクルライブの知見が役立ちます。
波形を利用
MVで見かける表現の一つとして、音楽などの音の波形を元に模様などを動的に作り出す「オーディオビジュアライザ」があります。
やり方はいくつかありますが、Unityを使って実装することができます。
STYLY MAGAZINEには他にもUnityの記事が豊富に揃っています。「こんな演出がしたい」と思いついたら、まずはSTYLY MAGAZINE内を検索してみましょう。
STYLYにアップロードする方法
作ったものをSTYLYにアップロードしてみましょう。
アカウント作成方法
STYLYにアップロードする方法
UnityからSTYLYにアップロードする方法
なお、タイムラインをアップロードする際は、TimelineのPrefabに加え、Activation TrackやAnimation Trackの元になるオブジェクトをPrefab化したものをアップロードする必要があります。どちらか片方だけをアップロードすることがないように気をつけましょう。
STYLYでMV作品を見てみる
STYLY Galleryには、制作されたMVが多数公開されています。
#Musicで検索してみましょう!
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